前日13日の米国株式市場は下落。中国のメモリー半導体メーカーが高性能製品の投入を計画していると伝わり、競争激化への警戒感から半導体関連株を中心に売りが広がった。また、米大手銀行の決算発表が本格化する中、決算内容がまちまちとなったことも相場の上値を抑えた。ダウ平均は一時上昇したものの、その後は下落に転じ、ナスダック総合指数とともにマイナス圏で取引を終えた。米株式市場の動向を横目に、14日の日経平均は164.71円高の67942.23円と反発して取引を開始した。前日までの4日続落で2900円あまり下げていたことから、短期的な売られ過ぎ感が意識され、自律反発狙いの買いが先行した。一方、前日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5日続落したことや、今晩に9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることが上値を抑え、上げ幅は限定的となった。終盤には、オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが14時ごろに2026年7〜9月期決算を発表すると、発表後に国内半導体関連の一角が一転して売りに押され、マイナス圏に転落して本日の取引を終了した。
大引けの日経平均は前日比33.23円安の67,744.29円となった。東証プライム市場の売買高21億8,982万株、売買代金は7兆4,507億円だった。業種別では、石油・石炭製品、その他製品、非鉄金属などが上昇した一方で、銀行業、証券・商品先物取引業、精密機器などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は38.9%、対して値下がり銘柄は57.4%となっている。
個別では、ファーストリテ、アドバンテ、ソフトバンクG、フジクラ、リクルートHD、太陽誘電、信越化、ファナック、豊田通商、味の素、ソニーG、TDK、三菱商、ホンダ、バンナムHDなどの銘柄が上昇。
一方、東エレク、オリンパス、キオクシアHD、テルモ、イビデン、中外薬、スクリン、レーザーテック、KDDI、大塚HD、イオン、アステラス薬、村田製、東京海上HDなどの銘柄が下落。