米国株式市場は続落。ダウ平均は48.62ドル安の51621.48ドル、ナスダックは511.51ポイント安の26692.87で取引を終了した。
原油高に加え、消費者物価指数(CPI)を受けインフレ加速懸念が強まり、寄り付き後、下落。早期の追加利上げへの警戒感が再燃し、相場は続落した。金利高止まりを警戒し、ハイテクが一段と売られナスダックは下げ幅を拡大。相場は終日軟調に推移し終了した。セクター別では食・生活必需品小売が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落。
防衛のロッキード・マーチン(LMT)はアナリストが同社の投資判断を引き上げ、上昇した。金融のモルガンスタンレー(MS)は第3四半期決算で調整後1株当たり利益が予想を上回ったが、FICC(債券・為替など)のセールスやトレーディング収入が予想を下振れ、下落。投資運用会社のブラックロック(BLK)は第3四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、運用資産が過去最高に達し、上昇。
イタリアのソフトウエア開発会社、ベンディング・スプーンズ(BSP)は著名投資家バフェット氏にかわりアベル新最高経営責任者(CEO)が運営する保険バークシャー・ハサウェイ(BRK)による同社追加投資が報じられ、上昇。人工知能(AI)クラウドサービス会社のコアウィーブ(CRWV)は巨額の負債を巡る懸念が再燃し、下落。金融資産の管理などのサービス提供のステート・ストリート(STT)は第3四半期決算の内容が予想を下回り、下落。PCメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)やHP(HPQ)はアナリストのセクター投資判断引き下げでそれぞれ下落した。
シカゴ連銀のグールズビー総裁は連邦準備制度理事会(FRB)がインフレで2%目標達成の軌道を回復する必要があると主張した。
(Horiko Capital Management LLC)