16日の日本株市場は、自律反発狙いの買いが先行することになろうが、引き続き半導体株の底入れを見極めながらの相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが556ドル高、ナスダックは20ポイント高だった。9月の生産者物価指数(PPI)は前日の米消費者物価指数(CPI)に続いて予想を上回ったが、安全資産としての国内国債購入に向かわせる中で米長期金利の低下が相場を支えた。シカゴ日経225先物は大阪比990円高の65790円。円相場は1ドル=158円10銭台で推移。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで64190円まで売られる場面もみられたが、その後はボリンジャーバンドの-1σ水準での底堅さがみられていた。前日の大幅な下げに対する自律反発が意識されやすいだろう。ただ、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は7日続落と、米国では半導体株の弱さが目立っていた。
そのため、前日に日経平均株価の押し下げ役となったアドバンテストやキオクシアHD、ソフトバンクG、東京エレクトロンなど、指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株にらみの展開になりやすいだろう。リバウンドの弱さがみられてくると、戻り待ち狙いの売りが入りやすいとみられ、日経平均株価の重荷になりそうだ。
そのため、物色の流れとしては半導体株の自律反発を意識しつつも、内需系やディフェンシブ株に向かいやすい需給状況であろう。そのほか、決算を手掛かりにした個別対応になりそうであり、昨夕決算を発表したところでは、CaSy、大末建、アクセルスペース、室町ケミカル、MORESCO、TMH、三機サービス、INGS、ハピネス&D、鉄人化HD、モビルスなどが注目される。