E・Jホールディングスは10月14日、2027年5月期第1四半期(2026年6月-8月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比18.3%増の50.72億円、営業損失が11.92億円(前年同期は15.25億円の損失)、経常損失が11.46億円(同14.66億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.36億円(同11.30億円の損失)となり、増収とともに損失幅が縮小した。
受注高は前年同期比6.3%増の125.96億円となり、売上高とともに概ね期初計画どおりの水準で推移した。損失計上は、受注の大半が官公需で納期が年度末に集中するため売上高が第4四半期に偏重する一方、固定費や販管費は月々ほぼ均等に発生するという季節的要因によるものである。また、株式会社演算工房株式の譲渡に伴う投資有価証券売却益15.14億円を特別利益に計上した。公共事業予算は2026年度も前年度並みの規模が確保され、事業環境は底堅く推移している。
2027年5月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比5.2%増の490.00億円、営業利益が同13.5%増の53.00億円、経常利益が同9.8%増の53.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.7%増の37.00億円とする期初計画を据え置いた。第1四半期の受注実績及び生産実績が概ね計画の範囲内で推移し、事業を取り巻く景況感も想定の範囲内であることによる。なお、売上高の第4四半期偏重により第2四半期累計期間の業績予想は公表していない。
配当については、2027年5月期の年間配当を前期比13円増の82円(中間30円、期末52円)とする予想を据え置いた。中間・期末ともに記念配当5円を含む。同社は2028年5月期を最終年度とする第6次中期経営計画「E・J-Plan2027」のもと、基幹事業の拡充と新領域の開拓、海外ビジネス本格化への挑戦などを基本方針に掲げ、事業規模の拡大と企業価値の向上に取り組んでいる。