[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;64925.29;+499.34
TOPIX;4038.58;+39.24
[寄り付き概況]
16日の日経平均は499.34円高の64925.29円と反発して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は反発。ダウ平均は556.21ドル高の52177.69ドル、ナスダック総合指数は20.16pt高の26713.03ptで取引を終了した。人工知能(AI)関連企業の巨額投資や資金調達への懸念から、寄り付き後はハイテク株を中心に売られた。9月の米生産者物価指数(PPI)が上昇し、インフレ長期化も警戒されたものの、安全資産として米国債が買われ、長期金利が低下したことが株価の支えとなった。終盤にはAIクラウド企業コアウィーブが持ち直し、ナスダックもプラス圏を回復した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均やナスダック総合指数が反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が3318.34円安と大幅に下落したことから、短期的な売られ過ぎを意識した自律反発狙いの買いや買い戻しが入りやすかった。一方、米国市場では半導体関連株の一角が軟調に推移しており、AI関連投資の収益性や資金調達負担への懸念は根強い。また、昨日発表された台湾積体電路製造(TSMC)の決算を受けた国内半導体関連株の動向にも関心が向かっている。外為市場では1ドル=157円90銭台で推移しており、円相場の動向も意識された。日経平均は寄付き後も上げ幅を拡大し上昇した。その後はやや伸び悩んだものの、9時31分時点では811.44円高の65237.39円と堅調に推移した。
セクター別では、その他製品、サービス業、電気機器、情報・通信業、不動産業などが値上がり率上位、電気・ガス業、海運業、パルプ・紙などが値下がり率上位となっている。東証プライムの売買代金上位では、ベイカレント、SHIFT、野村総合研究所、レーザーテック、トレンドマイクロ、コナミG、アシックス、サンリオ、川崎重、富士通、オービック、バンナムHD、キオクシアHD、NEC、メイコーなどが上昇。他方、日置電、IDOM、高島屋、トーメンデバ、東宝、ニデック、大阪ガス、Jパワー、東北電力、サイゼリヤ、オルガノ、東京ガス、コスモス薬品、エアウォーター、日清粉Gなどが下落している。