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フレアス、27年3月期は営業利益YoY+77.4%を予想、事業譲渡で収益改善 在宅マッサージ利用者数も順調に増加

2026年3月期決算の概要

澤登拓氏:株式会社フレアス代表取締役社長CEOの澤登です。ただいまより、2026年3月期の決算報告を行います。まずは決算概要についてご説明します。

2026年3月期の売上高は76億3,700万円、営業利益は2億9,300万円、経常利益は3億3,700万円、当期純利益は5億800万円でした。事業譲渡による売却益が含まれているため、当期純利益が増加しました。

修正予想と比較すると、売上高は1.1パーセントのマイナス、営業利益は0.6パーセントのプラス、当期純利益は28.2パーセントのプラスとなっています。

四半期別業績推移

四半期ごとの業績推移についてです。スライド左側の棒グラフでは、2026年3月期の第1四半期から第4四半期にかけて、売上高が減少しています。

こちらは、2025年9月に医療対応型療養施設のすべてと看護小規模多機能型居宅介護施設の一部を売却したことによるものです。

一方でスライド右側の営業利益は、2026年3月期の第1四半期から第4四半期にかけて増加しています。赤字事業を切り離したことにより、結果として営業利益はプラスに転じました。

2026年3月期 営業利益増減要因(前年同期比)

営業利益増減の要因分析については、スライドのとおりです。

2026年3月期決算(セグメント)

事業セグメントごとの実績についてです。マッサージ直営事業の売上高は41億4,400万円で、前年同期比4.5パーセントの増加となりました。マッサージフランチャイズ事業の売上高は11億3,300万円で、前年同期比10.5パーセントの増加となりました。

メディカルケア事業の売上高は23億4,400万円で、前年同期比4.9パーセントの増加となりました。その他事業については割愛します。

次に、営業利益についてです。マッサージ直営事業の営業利益は11億5,400万円で、前年同期比5.9パーセントの減少となりました。こちらは、営業担当者などの人員補強によるものです。

一方、マッサージフランチャイズ事業の営業利益は2億8,600万円で、前年同期比で5.1パーセントの増加となりました。メディカルケア事業については1億8,400万円の赤字となりました。

調整という項目に関しては、通期予想がマイナス11億200万円であるのに対して、マイナス9億4,200万円となりました。こちらはバックオフィスである管理本部の費用によるものです。

四半期別セグメント業績推移

四半期ごとのセグメント業績推移については、スライドをご覧ください。

マッサージ直営・マッサージフランチャイズ事業の事業環境

事業環境について、セグメントごとにご説明します。

マッサージ直営事業では、2024年6月の療養費改定により施術単価が上昇し、売上高は前年同期比で4.5パーセント増加しましたが、予想には達しませんでした。

営業力強化を目的に営業スタッフを増員したことにより、販管人件費が増加しました。さらに、療養費改定による施術単価の増加に伴い、外部の施術者に対する業務委託費も増加しました。

マッサージフランチャイズ事業については、2024年6月の療養費改定により施術単価が増加したことで、加盟店からのロイヤリティ収入が増加しました。

また、通常加入プランよりも安価な加入プランでの加盟が増加したため、売上高が増加しました。

KPI:累計利用者数 推移

スライドは、マッサージ直営事業の年間累計利用者数の推移を示しています。ご覧のとおり、順調に伸びています。

KPI:利用者1人あたりの月間利用回数

スライドは、マッサージ直営事業の利用者1人当たりの月間利用回数の推移を示しています。推移に大きな変化は見られません。

KPI:施術者1人あたりの1日の施術回数推移

こちらは、マッサージ直営事業の施術者1人当たりの1日の施術回数の推移です。昨年からほぼ変化がありません。

メディカルケア事業の事業環境(看多機・訪看)

次に、メディカルケア事業の事業環境についてお伝えします。メディカルケア事業は、2025年9月に医療対応型療養施設のすべてと看護小規模多機能型居宅介護施設の一部を売却したことにより、前年同期比で減収増益となりました。

参考までに、スライドの下の表では残った施設での比較を示しています。現在運営している看護小規模多機能型6施設と訪問看護は、前年同期比で増収増益となりました。

売上高は2025年3月期の7億6,200万円から2026年3月期の8億6,600万円に、営業利益は同じく6,500万円から1億7,300万円に増加しました。

KPI:稼働率(%)(稼働利用者数/定員数)

スライドは、メディカルケア事業における看護小規模多機能型居宅介護事業の入居率を示しています。昨年9月の事業譲渡により、6施設が残った時点で86.2パーセントだった入居率は直近では95.4パーセントまで改善し、かなり高い稼働率となっています。

その他(訪介含む)事業・全社の事業環境

続いて、訪問介護を含めたその他事業および全社の事業環境についてです。先ほどお話ししたとおり、全社部門の費用は予定額の11億200万円に対して9億4,200万円に抑えられました。こちらは業務効率化の成果です。

2026年3月期 拠点数

拠点数の推移についてです。2026年3月時点で、在宅マッサージは442拠点となり、前年同期比で19拠点増加しました。そのうち直営店は2拠点、フランチャイズ加盟店は17拠点増加しました。

訪問看護は前年同期比で2拠点増加し、8拠点から10拠点となっています。一方、訪問介護は1拠点を閉鎖し、1拠点となりました。

看護小規模多機能型居宅介護については、事業譲渡により6拠点を譲渡し、6拠点となりました。医療対応型療養施設は11拠点ありましたが、すべてを事業譲渡しました。これらを合わせ、拠点総数は459拠点となっています。

バランスシートの状況

バランスシートの状況についてです。固定資産が事業譲渡により前年同期比で76.4パーセント減少しました。

資産合計は前年同期比38.0パーセント減少しましたが、負債も前年同期比55.1パーセント減少しました。有利子負債は前年同期比30.4パーセント減となっています。一方で、純資産は前年同期比で40.8パーセント増加し、自己資本比率は40.4パーセントに回復しました。

事業領域の考え方(療養から看取りまで)

続いて、2027年3月期の決算見通しについてご説明します。事業領域の考え方は一貫しており、在宅分野における重篤度が高い方への取り組みという方針に変更はありません。

2027年3月期 通期 決算予想

2027年3月期の通期決算予想についてです。売上高は前年同期比13.8パーセント減の65億8,600万円で、こちらは事業譲渡の影響によるものです。

一方、営業利益は前年同期比77.4パーセント増の5億2,000万円を見込んでいます。当期純利益は3億3,000万円を見込んでいます。

2027年3月期 通期 セグメント別決算予想

通期予想について、セグメントごとにご説明します。マッサージ直営事業の売上高は43億5,100万円で、前年同期比で4.9パーセントの増加となっています。

マッサージフランチャイズ事業の売上高は12億5,700万円で、前年同期比で10.9パーセントの増加を見込んでいます。メディカルケア事業は事業譲渡を行ったこともあり、9億6,500万円となり、前年同期比で58.9パーセント減を見込んでいます。

セグメントごとの営業利益では、マッサージ直営事業が11億7,100万円で、前年同期比で1.4パーセントの増加です。

マッサージフランチャイズ事業は3億1,600万円で、前年同期比で10.4パーセントの増加です。メディカルケア事業は1億4,400万円で、前年度まで赤字だったものが黒字に転じる計画です。

全社の項目は、管理本部の経費に関するものです。前年度の9億4,200万円から9億2,100万円に減少しています。

株主還元について

最後に、株主還元についてです。2026年3月期の連結業績において、当初の計画を上回る利益が計上できたため、株主のみなさまへの利益還元を再開し、配当を復活します。

2027年3月期の予想配当は10円57銭としています。決して高い配当ではないことは承知していますが、成長と還元のバランスを考慮し、この金額としました。

今後も当社の業績および成長の状況を見ながら、配当に関して継続して検討していきます。

以上、2026年3月期の決算および2027年3月期の見通しについて、ご報告しました。今年度も引き続き努力していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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