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半導体株の自律反発狙いの動き

 20日の日本株市場は、半導体株の底入れを見極めながらの押し目狙いの相場展開になりそうだ。19日の米国市場はNYダウが36ドル安、ナスダックは290ポイント高だった。人工知能(AI)過剰負債への懸念が和らぐなかで、前週に大きく売られていた半導体株の一角に買い戻しが入った。ただ、原油高や長期金利の上昇が重荷になり、景気敏感株などは利食いに押された。シカゴ日経225先物は大阪比275円安の64705円。円相場は1ドル=158円50銭台で推移。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや売りが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで64550円まで売られた後は、米国市場の取引開始後に上へのバイアスが強まり、65260円まで買われる場面もみられた。日中比140円安の64840円で終えたが、ボリンジャーバンドの-1σ(64210円)を上回っての推移をみせていたことで、25日線(66520円)とのレンジが意識されやすいだろう。

 また、米国ではコアウィーブが下げ止まらず、AI関連企業における過剰投資や債務拡大への懸念はくすぶるものの、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は9日ぶりに反発した。マイクロン・テクノロジーやサンディスクなどが買われている。こうした流れからアドバンテストやキオクシアHD、ソフトバンクG、東京エレクトロンなど、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株には自律反発狙いの買いが入りやすく、寄り付き後は押し目待ち狙いのスタンスに向かわせそうだ。

 日経平均株価の-1σは64230円辺りに位置している。同バンドでの底堅さが意識されてくることで、25日線辺りを目先のターゲットとした自律反発狙いになろう。もっとも半導体株の戻りの鈍さが目立ってくるようだと、先物市場において短期的に売り仕掛け的な動きも入りやすいだめ、注意しておきたいところだ。そのほか、内需系やディフェンシブ株には米国の流れから利食いが入りやすいだろうが、押し目を拾う動きは意識されそうである。

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