パパネッツ
続きまして、上期の振り返りと、下期の見通しについて整理いたしました。
上期は、両事業ともに計画通り、あるいは想定以上の伸びを見せることができました。
下期につきましても、物価高による賃貸需要の高まりや、出張・インバウンド増加に伴うマンスリーマンション需要の拡大など、私どものサービスが求められる場面はますます増えると考えております。
これらの需要をしっかり受け止めるため、現場を支えるパートナーの採用や、新卒・キャリア採用、認知度を高めるPR活動に注力し、中長期の成長基盤を固めてまいります。
ここでは、当社を取り巻く外部環境と、それに対する当社の事業機会について整理しております。
例えば、ビジネスホテルの客室単価が上昇しているため、企業がよりリーズナブルで快適なマンスリーマンションを活用する動きが広がっています。
また、法令順守や賃貸管理の適正化が厳しく求められる中で、建物の維持管理を高品質かつ定期的に行える専門業者としての当社の役割は大きくなっています。
世の中の環境変化をしっかりと捉え、お客様のお困りごとを先回りして解決できるよう努めてまいります。
次に、当社の中長期的な成長戦略でございます。
一番の土台となるのは、毎月安定したニーズをいただける「建物・コンテナの巡回業務」です。
この固い土台があるからこそ、成長市場である「マンスリーマンション支援」や、新規展開を進める「家具の販売・配送支援」に思い切って挑戦できます。
そして、これらの事業拡大を裏で加速させるエンジンとして、「PRによる認知度向上」「テクノロジーやAIの活用」「人財の採用と定着」という3つの施策に集中して取り組んでまいります。
具体的な取り組みの1つ目、認知度向上のためのPR施策です。
昨年、ロゴマークを「想いをつなぐ」ハートのモチーフへとリニューアルいたしました。画面の写真にある通り、本社の屋上看板をはじめ、駅の広告、営業車両のステッカー、作業用ジャンパーや名刺に至るまで、新しいロゴへ一新しております。
街中でこの赤いロゴを目にしていただく機会が増えることで、お客様からの信頼感はもちろんのこと、現場で働く従業員やパートナーの皆さんが誇りを持って仕事に取り組める環境づくりにも役立っていると感じております。
2つ目は、人材の採用と定着に向けた取り組みです。
当社の事業は、現場で動く「人」が命です。前期は19名の退職者があり、定着率に課題を残しました。そこで離職率を5%以下に改善することを目標に、働く環境の改革を進めております。
今年4月からは、オフィス内で専門家による「鍼灸整体」を受けられるヘルスケアサービスを本格導入いたしました。さらに8月には、社員食堂を兼ねたコミュニケーションスペース「タイ料理 マンゴスチン」をオープンいたしました。
社員やパートナーの皆さんが、美味しい料理を食べながら自然と会話を交わし、心身ともに健康で働ける職場環境づくりに取り組んでいます。
株式会社パパネッツ:2027年2月期(第32期)第2四半期決算説明会文字起こし(4)に続く