[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;64885.95;+810.53
TOPIX;4051.99;+42.78
[寄り付き概況]
21日の日経平均は810.53円高の64885.95円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日20日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は529.85ドル高の52495.88ドル、ナスダックは6.07ポイント安の26424.82で取引を終了した。対イラン交渉で合意に近いとの報道で原油安が支え、寄り付き後、まちまち。低調な住宅関連指標を受け10月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ警戒感が後退。金利安や主要企業の良好な決算も好感し、ダウ平均は続伸した。一方、人工知能(AI)関連は依然慎重な取引が続き、ナスダックは小幅に反落し、主要指数は高安まちまちで終了した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が1%を超す上げとなったことが東京市場の支えとなった。また、日経平均は昨日までの続落で1200円を超す下げとなったことから、押し目買いも入りやすかった。さらに、来週から発表が本格化する3月決算企業の上期決算への期待感が株価下支え要因になるとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場で人工知能(AI)関連株や主力半導体関連株などの株価の重しとなった。また、中東情勢の先行き不透明感が継続し、海外市場で原油先物価格が高止まって推移していることが投資家心理を慎重にさせた。さらに、日経平均は25日移動平均線と75日線のデッドクロスが近いと見られており、相場は調整局面に入りつつあるとの指摘もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の貿易収支は5365億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1809億円の赤字だった。
セクター別では、保険業、電気機器、非鉄金属、空運業、機械などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、小売業、海運業、その他製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、イビデン、キオクシアHD、フジクラ、パナHD、JX金属、古河電工、村田製、ソディック、レゾナック、アドバンテスト、住友電工、太陽誘電、ディスコ、TDK、三菱電などが上昇。他方、任天堂、アシックス、NTT、ソニーG、トヨタなどが下落している。