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米スペースXの好決算を受けてAI関連株中心に買い戻される【クロージング】

21日の日経平均は3日ぶりに反発。545.82円高の64621.24円(出来高概算21億7000万株)で取引を終えた。直近の株価下落に対する反動から押し目を拾う動きが強まったほか、米スペースXの好決算を受け、半導体・AI関連株中心に買い戻しの動きが強まり、日経平均は反発スタート。ほどなくして65404.63円まで上値を伸ばした。また、米原油価格の上昇が一服したほか、日米の長期金利が低下したことも投資家心理を改善させたようだ。しかし、米国で21日に発表されるメタ・プラットフォームズやテスラなど米主要企業の決算発表を控えているため、買い一巡後は様子見姿勢が強まり、日経平均は上げ幅を縮めた。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が950を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、非鉄金属、銀行、保険、証券商品先物など24業種が上昇。一方、小売、パルプ紙、鉱業、水産農林など9業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、アドバンテス、ソフトバンクG、イビデン、東エレクが上昇した半面、KDDI、ファーストリテ、ニトリHD、花王が下落。

20日の米国市場では、主要株価指数は高安まちまちだった。スペースXの2026年7-9月期決算はAIデータセンターの計算容量を他社に貸し出すサービスなどAI事業が好調で、市場予想を上回る好決算となった。時間外取引で同社株が一時8%超上昇したため、東京市場でも主力のAI関連株中心に値を上げる銘柄が増え、日経平均の上げ幅は1300円を超えた。ただ、心理的な節目の65000円を上抜けてくると、戻り待ちの売りが散見されたほか、韓国総合株価指数(KOSPI)や時間外取引の米国株価指数先物の上昇が一服していたことがやや神経質にさせた面もあったようだ。

日経平均は大手企業の決算を手掛かりにひとまず反発したものの、逆に言えば目先はその決算内容と株価反応頼りの相場状況であり、依然として不透明感は強い。投資家が注目しているのはメタの決算だろう。決算を受けて、AI投資の計画や資金繰りへの不安が和らぐ内容となれば、米テック株に対する不安もいったん後退する可能性も強まるだけに、決算を受けた時間外取引でのメタの動向をまずは注視したい。

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