地域新聞社
では、Growthは超過利潤の文脈でどのような意味を持つのか。ConnectionとConfidenceの2つは、逆転させることで超過利潤がプラスになるという指標です。Growthは、その超過利潤を額として大きくしていくもので、この物差しで測った時にどれだけ成長の余地があるかを示します。Growthの観点で大きな可能性があれば、プラスに転じた超過利潤がその先どんどん大きくなっていく、というフレームワークです。
■Growth-売上成長-
その観点から、まずGrowth、つまりスケールしていく余地がどれだけあるかについてです。言い換えれば、売上高がどれだけ大きく成長する余地があるかということだと考えています。
柱は大きく4つです。まず既存事業については、全国展開を目指します。これによって大きくスケールしていくと考えており、すでに実績にも表れつつあります。
次に新しいサービスです。これはROICの向上にも寄与するものですが、当社の場合、既存事業というアセットの外側に、売上成長を生み出す事業領域が広がっていると捉えています。
ストラテジックプランの中で売上高を伸ばす大きな柱の1つがM&Aです。キャッシュによるM&Aに加え、株式交換による「地域共創プラットフォーム」を標榜しています。M&Aですので、売上高・利益ともに非連続に拡大していく柱となります。
地域共創プラットフォームとは、たとえば非上場会社のオーナー経営者が保有する株式を当社が取得し、その対価として当社の株式をお渡しする仕組みです。これにより、その非上場会社は上場会社のグループ会社となります。オーナー経営者の立場から見ると、換金できず流動性のなかった非上場株が、親会社である地域新聞社の株式に変わります。自ら育てた会社の頑張りが連結決算に反映され、地域新聞社の企業価値が上がって株価が上昇すれば、交換したご自身の資産価値も上がります。間接的に上場を果たしたのと近しい意味合いを持つものと考えており、非常に大きな反響をいただいています。
後ほどご説明しますが、千葉県に数多くある農家の皆様にこの地域共創プラットフォームの手法を活用していただくことで、日本の農業、あるいは千葉県の農業が厳しい状況から脱却するための1つのアイデアにできないかと考えています。
アライアンスは言わずもがなですが、すでに存在する企業様との提携ですので、新たな提携が成立すれば、売上高は非連続に伸びていくことになります。
新しいアライアンスの1つ目は、人材紹介ビジネスです。昨年、アクティブアンドカンパニーさんと業務提携・資本提携を行い、「奨学金バンク」という非常に競争力のあるビジネスを武器として手に入れることができました。このたび新会社Allegro Vivaceを設立し、そこで人材紹介ビジネスを伸ばしていきたいと考えています。
株式会社地域新聞社:個人投資家向けIR説明会文字起こし(10)に続く