[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;62667.05;-240.79
TOPIX;3985.70;-11.80
[寄り付き概況]
23日の日経平均は240.79円安の62667.05円と続落して取引を開始した。前日22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は11.89ドル高の52867.98ドル、ナスダックは694.00ポイント安の26008.86で取引を終了した。対イラン攻撃再開にともなう原油高を警戒し、寄り付き後、下落。ソーシャルテクノロジー会社のメタ・プラットフォームズ(META)や電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)決算を受け人工知能(AI)過剰投資への懸念が再燃しハイテクが売られ、ナスダックは、大幅下落となった。年内の追加利上げ観測後退で長期金利が低下し、セクターローテーション取引も目立ち、ダウは終盤にかけてプラス圏を回復し、主要指数は高安まちまちで終了した。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.59%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6.72%下落と大幅に下げたことが、東京市場で人工知能(AI)関連株や主力半導体関連株の株価の重しとなった。また、海外市場で原油価格が高止まって推移していることが投資家心理を慎重にさせた。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら3日続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、このところ国内長期金利が弱含みで推移していることに加え、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことが安心感となった。さらに、来週から国内3月決算企業の上期決算発表が本格化することから、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.1%上昇した。
セクター別では、銀行業、非鉄金属、機械、ガラス土石製品、鉄鋼などが値下がり率上位、不動産業、医薬品、保険業、陸運業、小売業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、古河電工、KOKUSAI、村田製、ソフトバンクG、ディスコ、キオクシアHD、太陽誘電、イビデン、レゾナック、フジクラ、JX金属、ルネサス、りそなHD、東エレク、アドバンテストなどが下落。他方、中外薬、ファーストリテ、テルモ、三井不、OLC、ソニーG、JT、東京海上、任天堂、KDDI、武田薬、SOMPO、MS&AD、ベイカレントなどが上昇している。