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佐藤秀哉氏:みなさま、こんにちは。株式会社テラスカイ代表の佐藤です。本日は、10月15日に発表した2027年2月期第2四半期(上半期)の決算説明資料に沿ってご説明します。しばらくの間、お付き合いいただければ幸いです。
発表済みですので、すでに数字をご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、上半期全体として大変良い結果となり、この四半期も高い成長率で終えることができました。
過去最高の売上高と利益を達成することができました。ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
FY2027 2Q 連結決算概要
スライドのとおり、前年に対して売上高は20パーセント以上の成長、各段階利益は倍以上の数字を記録し、上半期の計画に対しても上回って進捗している状況です。
当社は2月期決算ですが、例年、第4四半期に売上高が最も高くなる傾向があります。そのため、今通期としても良い結果で終えることができるのではないかと手ごたえの感じられる、上半期の決算となりました。
FY2027 2Q 連結売上高
連結売上高は第1四半期、第2四半期ともに大きく成長しています。上半期の進捗率についても非常に高いことがご理解いただけると思います。
FY2027 2Q 連結営業利益
連結営業利益は前年の倍以上の水準となり、利益率も大幅に改善いたしました。これにはいくつか理由がありますが、前期に実施したグループ会社の再編により不採算事業をしっかりと整理できたことなどが、今期大きな成果として表れてきていると考えています。
FY2027 2Q 連結貸借対照表(要約)
貸借対照表はご覧のとおりです。増収に伴いしっかりとキャッシュを創出できており、また保有株式の評価も堅調に推移していることから、全体として非常に健全な状態を維持しております。
FY2027 2Q 連結キャッシュ・フロー(要約)
キャッシュ・フローの状況につきましても、スライドのとおり順調に推移しています。
FY2027 グループ人員計画
従業員数については、今期1,871人の計画を発表いたしましたが現在の進捗は1,738人と、残念ながら多少苦戦しています。AI時代になっても人材の取り合いは依然として続いており、当社では厳選して採用を進めているため進捗率はなかなか上昇していません。
しかしながら、テラスカイグループの成長を支える人材の獲得という観点では、今期における売上高・利益の進捗や事業計画への影響は特段ございません。人員目標は今のところ未達ですが、年度末まであと半年弱ございますので、達成に向けて努力してまいります。
人材戦略:中長期的な採用基盤の安定化と高定着率の実現
採用戦略につきましては、従前よりお示ししているとおり、多様な手法を駆使して人材の「獲得」「育成」および「定着」に注力しています。
地方拠点の展開は、地方に住む優秀な人材に東京・大阪・名古屋と同水準の待遇で活躍していただくことを目指した採用活動の一環です。これについては一定の成果が出始めておりますが、当社の中長期的な成長に向け、引き続き強化していく必要があります。
また、「働きがいある職場づくり」においても引き続き注力してまいります。
セグメント概要
セグメント別の業績を簡潔にご紹介いたします。
セグメントの振り分けは、スライド記載のとおりです。
FY2027 2Q セグメント売上高及び損益構成比
売上高構成比についてですが、全体が大きく成長する中で製品事業はわずか0.1パーセントポイントではありますが前年同期より比率が上昇しています。これは、製品が売れ始めていることの裏付けであるとご理解いただければと思います。
ソリューション事業 セグメント売上高及び利益
ソリューション事業につきましては、安定的に20パーセント以上の増収を遂げ、利益の伸長はそれをさらに上回る水準となっております。
ソリューション事業 四半期業績推移
四半期推移で見ますと、売上高・利益ともに過去最高を記録し、非常に好調な第2四半期となりました。前年同期からも大きく伸長していることがご確認いただけると思います。
製品事業 セグメント売上高及び損益
製品事業の売上高は、前年同期比23パーセント増と大きく伸び、2四半期連続で黒字を維持しました。製品事業は、新製品の開発など大型投資がない限り、一度黒字化すると継続して利益を創出できる事業形態になっていると考えています。今後はより高い利益を目指し、全社一丸となって取り組んでいきたいと思います。
製品事業 四半期業績推移
四半期ごとの推移については、売上高が堅調に伸びています。利益は、第2四半期に「会計・財務 EXPO」など数千万円規模の大型イベントに出展した一過性の影響により、第1四半期と比較して若干の減少となっております。この要因を差し引けば、第1四半期を超えた利益成長ができていたのではないかと捉えており、通期目標に向けて利益は順調に積み上がってきていると認識しています。
製品事業 FY2027 2Q YTD サブスクリプション売上高構成比
製品ごとのサブスクリプション売上高については、「mitoco X」と「mitoco」の売上高の伸びが牽引している状況です。
また、サブスクリプション比率が前年同期より低下している理由としましては、製品の新規契約増加に伴う初期導入サポートフィーの売上高が大きく伸長したためです。初期導入サポートフィーというのは、製品の新規契約に付随する有料の導入支援サービスの売上高です。このようにサブスクリプション比率は若干低下しておりますが、これは製品の新規獲得が加速している証拠であり、極めて前向きな兆候とご理解いただければと思います。
製品事業 製品別 サブスクリプション売上高の四半期推移
四半期ごとの製品別売上高推移ですが、第1四半期と比較して第2四半期が微減のように見受けられる点を補足いたします。
これは当社が提供する「クラウドサイン(電子契約サービス)」の利用件数に応じた従量課金の売上高が、第1四半期に特に大きかったことが要因です。当社の第1四半期にあたる3月から4月に、電子契約の締結件数が一時的に多く集中したことによるものです。
第2四半期はそうした一時的な集中利用が一巡し、通常の利用ペースに戻ったことによる差分となります。そのため、基本的な契約数が減少したというわけではなく、従量部分の一時的な変動とご理解いただければと思います。
製品事業 (ご参考)
当社の製品群は現在、スライドにお示ししているラインナップで、Salesforceに特化したERPとして展開しており、業種や業態を問わず幅広くご利用いただける設計となっています。単品のサービスだけではなく、面での製品の販売実績が伸び始めているということを、この半年で実感しております。上半期の数字は、非常に良好な状態で折り返し地点を通過できたと考えています。
FY2027 成長戦略 – コンサルティング統括本部を新設
去年からの計画や今年進めてきたプロジェクトより、今後の成長戦略としていくつかご紹介します。
1つ目は、今年発表しました「コンサルティング統括本部」の設立です。
当社はこれまで、エッジの効いたテクノロジーを、クラウドの黎明期からサービスとして提供してきました。多種多様なお客さまよりITに関連するご相談・ご依頼をいただき、ITコンサルティングとして「どのような道具立てで、どのように進めていけばよいのか」というお客さまからのご要望にお答えするかたちでサービスを展開してきました。
しかし昨今はAIが進化する中で、セキュリティ対策が強化されてきています。さまざまなハッキングが発生しているため、対策を進めていく必要があり、より高度なITコンサルティングが求められています。
それは単にITやシステムの領域にとどまらず、事業計画などお客さまの経営方針に関わるところまでITが深く結びついているためです。このような経営アジェンダに寄り添ったコンサルティングを求められるケースが増えてきておりました。
多くのご要望をいただくようになり手応えがあったため、昨年デロイト トーマツ合同会社のグループCIOとして活躍されていた小澤氏を当社へお迎えし、コンサル事業を本格的に立ち上げる運びとなりました。これまでもコンサルティング業務を担当するメンバーが所属する部門はあったのですが、独立したコンサルティング部門を新設し、本格的に事業を開始しました。
おかげさまで、多くのお客さまからご付託いただき、ビジネスは順調に成長しています。上流工程におけるコンサルティングから、当社の本来の強みであるシステム設計、開発、保守・運用に至るまで、システムライフサイクル全体を一気通貫でご提供できるサービス体系を整えることができました。
今後もこの事業をさらに進めることで、お客さまの経営アジェンダに、より深く寄り添ったサービス展開が可能になると考えています。
FY2027 成長戦略 – NTTデータとの協業案件状況
2つ目はNTTデータとの取り組みについてご説明します。2年前にNTTデータと資本業務提携を結び、昨年4月にはNTTデータ社内に当社を中心とした「NTT DATA Salesforce Hub」というSalesforceの専門部隊を立ち上げました。
昨年は立ち上げたばかりであったため、NTTデータ関連の売上高は約6億円でしたが、今期はその約3倍にあたる20億円を目標に掲げ、事業展開をしています。
金融関係を中心に売上高が伸びてきており、今年の売上高計画である20億円に対して順調にビジネスを展開できていると考えています。
NTTデータのSalesforce事業拡張のお手伝いをできているという実感を持てるようになってきました。この事業をさらに拡大させ、最終的には100億円を超える売上高を実現したいと計画しています。
FY2027 成長戦略 -「3+1戦略」により更なる事業拡大へ
3つ目は、今年大々的に発表したAIに関する戦略です。当社では「3+1戦略」と呼んでおりますが、スライドにお示ししている「3つの箱」プラス「BLADE」が概要です。
3つの箱のうち1つ目は、AIを活用してお客さまの業務をどう改善し、どう定着させていくかというコンサルティング事業を前年から開始し、今期は引き合いが大幅に増加しており、順調にビジネスの展開を進めています。
いわゆる「Human in the Loop」という言葉が最近注目されていますが、これはAIが業務を基本的に担う中で、人がどこに関わるべきかという逆の発想です。つまり人が行う作業をAIに代替させるのではなく、最初からAIが業務を実施し、その処理に対して人がどの部分に介在するかを見極めるという視点からコンサルティングを展開しており、多くのお客さまへご提供を進めております。
2つ目の箱には「AI Ready」とありますが、そもそもAIは、与えた情報に基づいて処理をするものですので、与えられる情報が間違っていれば、AIは誤ったアウトプットを出してしまいます。もともとハルシネーションがある中で、誤った情報を入れると、さらに誤ってしまいます。そのため、正しいデータを時系列に沿って準備しなければなりません。
このポイントについては多くのお客さまの課題となっており、AIを活用する前段階としてデータ整理に注力する企業が増加してきております。このデータ整理に関する事業についても、昨今需要が高まっている分野であり、現在力を入れて取り組んでおります。
3番目の箱は当社の製品プラットフォームです。「mitoco Buddy」という最先端のMCPファンクションを実装しているAIのプラットフォームを保有しており、こちらを現在積極的に展開しています。
「Gemini」や「ChatGPT」といったAIを活用するインフラとしてご提供するのが「mitoco Buddy」です。すでに多くのお客さまに採用され始めており、製品事業が伸長し、黒字化した要因の1つにもなっています。
最後、「BLADE」についてご説明します。「BLADE」は、これまでの3つの箱とは異なり、「AI駆動開発」と呼ばれる分野に該当します。AI駆動開発というのは、AIを使って業務をするのではなく、AIを使ってシステム開発そのものを実行するアプローチです。
ですから、完成したシステムはAIが関与しなくても、従来のソフトウェアと同様のものが出来上がります。その開発プロセスをAIに担わせるプラットフォームであり、開発手法となっているのが、この「BLADE」です。
「BLADE」は開発のスキーム、いわば開発メソドロジー(手法)となっておりまして、どのようなポリシーで開発を進めていくかということを、体系化してご用意しております。
FY2027 成長戦略 – BLADE 新プロダクト「BLADE SAYA」①
実際に「BLADE」をプラットフォームに載せてサービスとして展開するのが、「BLADE SAYA」というプロダクトです。今年の11月にリリースを予定しておりますが、これをご活用いただくことで、AIを用いたシステム開発が可能になります。
FY2027 成長戦略 – BLADE 新プロダクト「BLADE SAYA」②
少し専門的な話になりますが、「BLADE SAYA」の構成についてご説明します。当社は20年以上にわたりSalesforceのシステム開発に携わってまいりまして、社内には多種多様なノウハウが蓄積されています。
AIにシステム開発をさせる際、ご経験のある方はおわかりかと思いますが、AIへの指示、いわゆる「プロンプト」が適当だと、AIからも適当な解しか返ってきません。
そこで、自分たちがやりたいことを正確に記述し、「Salesforceプラットフォームに沿った開発を行う」ための大量のプロンプトをライブラリ化しました。これまでのSalesforce開発におけるさまざまなお作法をすべて凝縮しているのが、この「プロンプト・ライブラリ」です。ここが当社のノウハウの大きな強みの1つとなっています。
もう1つ、当社のノウハウが組み込まれているのが、スライドにある「RAG基盤」の「共通ナレッジ」です。ここには、当社が過去に作成してきた仕様書やテスト仕様書、さらにはテストコードなど、すべてナレッジとして共有しています。
これにより、「こういう開発をするなら、このテストケースが必要ですよ」「これを作らないと抜け漏れが発生しますよ」といった知見が、すべてRAG基盤側に載っています。
ですので、プロンプトだけではなくRAG基盤も参照しながら、最適なドキュメントやプログラムを作成していくかたちになります。
また、このプロンプト・ライブラリとRAG基盤を実際に動かすのが「Agent」です。例えば、「要件定義書を作成するAgent」や「テスト仕様書を作るAgent」など、作業に応じたAgentを多数用意しており、該当するAgentを呼び出すことによりアウトプットを自動生成する仕組みとなっています。
このように、当社のノウハウをすべて凝縮したプラットフォームを活用し、Salesforceの開発を効率化していただきたいと考えています。
製品としての正式リリースは来月を予定していますが、すでに今年2月から機密保持契約を締結した複数のお客さまにご活用いただいております。
FY2027 成長戦略 – BLADE 導入効果①
その成果がこのスライドにお示ししているかたちでしっかりと現れてきています。「BLADE SAYA」を使うことで、まず要件定義からテスト設計までのスケジュールが短縮されます。
次にドキュメントの抜け漏れやチェックにかかる時間が削減され、ドキュメント作成自体のスピードが上がり、全体の生産性が向上します。
また、最初の指示を出す人がもしインプット時に何かを忘れてしまったとしても、仕様変更に伴う手戻りを最小限に抑え、回収できるというメリットについてお客さまから評価いただいています。
10月2日には、当社の年1回のプライベートイベント「TerraSkyDay」を開催しました。こちらでは、「ヘーベルハウス」で有名な旭化成ホームズさまにご登壇いただき、当社のAI駆動開発「BLADE」が現場でいかに効果的であったかを、ご自身の言葉で語ってくださいました。
すでにこうした実績が着実に出てきており、いよいよ来月正式にリリースいたします。
FY2027 成長戦略 – BLADE 導入効果②
これは、開発期間の短縮、品質の向上、手戻り削減だけではなく、指示段階で抜け漏れがあった場合でもAIが考慮すべき点を返してくれるため、ドキュメントにおいてもプログラムにおいても、品質が向上します。人間特有の失念や聞き間違い、確認漏れが根本的になくなるため、システム開発の品質を盤石なものにすることができます。
それから2つ目として、ドキュメントを精緻に作成することができます。
私もIT業界で約40年ビジネスをしてきておりますが、動いているプログラムと書き起こしたドキュメントが一致するなんていうことは、かつて絶望的と言える状況でした。
しかしこのAIを活用することで完全一致、すなわち理想の実現が可能となります。
この結果ドキュメントが整備されるため、内部監査やシステム監査といった時のレビューに資するものです。
さらに、業務でなにか齟齬が生じた場合、ドキュメントを再度AIで分析することで、どこに考慮漏れや仕様の誤りがあったのかをトレースできる(トレーサビリティ)というような活用も可能とし、お客さまからは所謂ガバナンスの強化に資するとご評価をいただいています。
いいことずくめのようなAI駆動開発ですが、今後間違いなくこのようなシステム開発が主流となってくると考えています。当社ではそれを念頭に事業展開するとともに、自社のエンジニアの育成にも注力してまいります。
FY2027 1H 主なトピックス – 職場環境最優良法人
3つの戦略についてご説明しましたが、今年の上半期の主なトピックに少し触れて、今回の発表を締めくくりたいと思います。
まず1つ目ですが、これは経営者として私自身が最も嬉しく感じている成果です。社員の満足度調査に関するトピックスですが、当社は「職場環境最優良法人」の取り組みにおいて、3年連続で最優秀賞を受賞しました。
離職率につきましても、退職する方がゼロというわけではありませんが、極めて低い水準に抑えられています。このような社内環境を改善する活動が、高く評価されているのではないかと考えています。
FY2027 1H 主なトピックス – JPXスタートアップ急成長100指数
2つ目ですが、JPX総研より公表された新指数「JPXスタートアップ急成長100指数」の構成銘柄に選定され、日本を代表する成長企業としての称号を得られたと考えています。
FY2027 1H 主なトピックス – 製品事業注力領域_AI事業強化
3つ目は、当社のAIプラットフォーム「mitoco Buddy」についてです。スライド右側のとおり高頻度でバージョンアップを重ねており、AIは驚くべきスピードで成長しています。
それに併せて、さまざまなファンクション(機能)を次々と開発し市場に提供しています。このスピード感が、現在のAI時代において極めて重要であり、お客さまから高く評価されている点であると自負しています。
FY2027 1H 主なトピックス – リベルスカイ
4つ目ですが、当社のグループ会社であるリベルスカイが、Google社よりグローバルにおけるセキュリティ分野の賞を2年連続で受賞いたしました。今年4月に、ラスベガスで開催された同社最大の年次イベントにおいて表彰を受けております。
セキュリティ分野は、当社としても非常に力強くサポートしていく領域であり、この賞を大変うれしく思っています。
FY2027 1H 主なトピックス – BeeX
5つ目ですが、グループ会社のBeeXにおいて、Anthropic社の「Claude」をAWS上で再販できるリセラー契約を締結しました。
このリセラー権を獲得できる企業は国内でも限られており、これもAI領域にコミットしていく当社グループの重要な取り組みの1つであると考えています。
FY2027 1H 主なトピックス – スカイ365
6つ目です。当社グループ会社のスカイ365ですが、昨年11月にベトナムのニャチャンに拠点をオープンしました。スライドに地図がありますが、ダナンとホーチミンの中間あたりに位置する、風光明媚な地域です。
このニャチャンのセンターにおいて、今年度上半期に日系大手3社向けのシステム運用を開始いたしました。
お客さまの社名は差し控えさせていただきますが、みなさまご存じの大手重工メーカーさま、素材メーカーさま、消費財メーカーさまでございます。大手のお客さまの運用を、海外で支援できる体制が順調に整ってきました。
FY2027 1H 主なトピックス – Quemix
最後はQuemixです。一時期ニュースで株価にも大きな反響をいただいたトピックスですが、今年開催された量子技術の国際イベント「Q2B」において、Quemixがさまざまな企業との共同研究の成果を発表しました。
加えまして本田技研工業さまと三井金属さまからは、より深く連携していきたいというご意向をいただき、Quemixに対して資本業務提携を結んで出資をしていただきました。今後、より高度な研究をともに進めていく体制を整えていきます。
また、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のプロジェクトにも採択され、国の量子の事業戦略にしっかりアラインしながら、事業展開を加速させてまいります。
上半期のトピックとしては以上となりますが、このような多様な事業領域において、各社・各部門が全力でグループ全体の成長を支えてくれていると実感しております。
FY2027 1H 主なトピックス – イベント
今年も多くのイベントに登壇・出展してまいりました。先ほどの「Q2B」をはじめ、SalesforceのAI駆動開発を発表した「Agentforce World Tour Tokyo」や、「会計・財務 EXPO」などにも出展し、引き続き認知度向上を図っています。
直近の主なトピックス – オリックス社
これは下期に入ってからの発表となりますが、みなさまもすでにご存じのとおりオリックスさまと業務提携をいたしました。
業務提携の内容としては、同社がこれまで販売してきたSalesforceのお客さまに対し、当社が全面的にサポートを提供いたします。また、同社が新たなお客さまへSalesforceを販売する際も、当社がサポートを行います。
こちらは9月末にプレスリリースを出しておりますが、こうした取り組みを通じて業務推進を着実に進めています。
直近の主なトピックス – Cuon「Private AI Appliance」
当社グループ会社であるCuonの取り組みです。
最近はAIに関してセキュリティの問題や暴走の懸念があることから、自社のノウハウをオープンなAIに載せることでノウハウの搾取や情報漏洩への危惧を多くの企業さまがお持ちです。
そのため、インターネットに出さずローカル環境にAI基盤(ローカルLLM)を構築したいというご要望が増えています。
先日も、みずほ銀行さまが独自のAIプラットフォームを構築したというニュースが新聞等で報じられましたが、同様の方向性を志向する企業が非常に増えてきております。
数値情報やノウハウの流出を防ぎ、ローカルでAIを活用したいというニーズに応えるため、Cuonではオンプレミス型のAIソリューションを発表いたしました。グループ全社でAI活用のかたちをご提供していきたいと考えております。
直近の主なトピックス – イベント
今年後半のイベントについてですけれども、私も参加してきました「Dreamforce 2026」、そして10月2日に開催した当社イベント「TerraSkyDay 2026」では、多くのお客さまにご来場いただきました。
11月末から12月初頭にかけて、AWSがラスベガスで開催する「re:Invent」という年に1度の大きなイベントがあります。こうしたイベントに参加しつつ、日本のお客さまだけでなく海外のお客さまも含めて、当社をアピールしていきたいと思っております。
以上、決算発表および成長戦略、トピックスなどをご説明いたしました。多岐にわたる事業に取り組んでいることをご評価いただければ幸いです。また、各事業部門が成長できる領域をしっかり捕まえて、戦略を策定し実行に移していることをご理解いただけると幸いです。
株主還元
当社は今年から株主還元を始めておりますけれども、来年以降もしっかり成長に見合ったかたちで還元をしていきたいと考えています。決算も好調ですので、ぜひご期待ください。
長時間お付き合いいただき、ありがとうございました。今後ともテラスカイをはじめとするグループの成長にご期待いただくとともに、株主のみなさまから変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。