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トリプルアイズ こちらのページでは、当社の『短期・中期の成長戦略』についてご説明いたします。先ほどお示しいたしました2027年8月期の業績見通しを確実に達成し、さらにその先の非連続な成長を実現するための具体的なロードマップとなります。 まず、上段にお示ししております短期、すなわち『2027年8月期の打ち手』についてです。当社では3つの事業それぞれにおいて明確な施策を実行し、確実に粗利を積み上げてまいります。 ・AIインテグレーションにおきましては、単価アップやプライム案件の拡大、高収益なAI案件への人員シフトを徹底的に推進し、粗利を前期の7億5,500万円から9億900万円へと大幅に拡大させます。 ・AIプロダクトにおきましては、パートナー戦略の再構築とエッジ・セキュリティ領域への展開を進めます。これによりARR(年間経常収益)は前期比13%増となる1億6,100万円へと拡大を見込んでおり、粗利も1億800万円へと着実に伸ばします。 ・エンジニアリングにおきましても、新卒・中途採用の強化によるボトムアップでの人員増を図りつつ、直面する後継者不足の課題を設計、ITの力を融合させながら技術伝承させていき、粗利を4億2,500万円から5億2,100万円へと引き上げます。 これら3つの打ち手により、足元の業績を一段と力強く伸長させてまいります。 続いて、下段の『2028年8月期以降を見据えた中期の成長戦略』でございます。現在、AIプロダクトを除く事業は労働集約型のモデルであり、どうしてもエンジニアの人員数が成長の上限を規定してしまうという構造的な側面がございます。そこで当社は、真の持続的成長に向け『人員数に縛られない成長モデル』への構造転換を進めてまいります。 具体的には、BEX社との強固なシナジーを活かし、高い需要が見込める自動車設計領域における新規AIプロダクトの共同開発を推進しております。これを高収益なサブスクリプションモデルとして確立し、2028年8月期以降の本格的な事業化・スケールを目指してまいります。足元における着実な粗利の積み上げと、中長期における非連続な成長モデルの構築という両輪で、新生トリプルアイズの企業価値を最大化してまいります。 こちらのページでは、当社のAI社会実装を支え、競合に対する決定的な参入障壁となる『サイバーリスク対策』への取り組みについてご説明いたします。現在、サイバー攻撃は企業経営を直接揺るがす深刻な社会問題となっております。2024年の国内ランサムウェア被害は222件、警察庁への報告だけでも1日あたり約0.6件にのぼり、大手食品メーカーの基幹システム停止や委託先起点のサプライチェーン被害など、被害は深刻化の一途をたどっております。さらに昨今では、AIによる攻撃の高速化・自動化が進む一方で、社員が業務で外部AIへ機密情報を入力してしまう「シャドーAI」による情報流出リスクなど、「AIの積極活用」と「情報保護」の両立がすべての企業にとって極めて切実な経営課題となっております。 こうした市場環境に対し、当社は中央にお示ししております通り、「エッジ顔認証・オンプレAIの技術基盤」という強固なアーキテクチャと、大手インフラ企業にコンサルティングを提供する「ITガバナンスの設計力」という、両輪を備えている点に唯一無二の独自性がございます。 具体的には、スライド左下の「アーキテクチャ面」において、データをクラウドに上げず端末内で本人確認を完結させるエッジ顔認証技術を活用し、強固な多要素認証(MFA)基盤を構築しております。また、BEX社などの知見を結集し、社外にデータを一切出さない完全閉域環境でのオンプレミス型ローカルLLM・RAGを構築することで、自動車業界をはじめとする最高度の機密保持が求められる製造現場でのAI活用を具現化いたしました。 そして右側の「ガバナンス面」におきましては、どれほど優れた技術であっても防ぎきれない「運用の隙」を統制するため、利用環境や権限境界のルール策定、さらには有事の初動オペレーション設計までを一気通貫で支援しております。すでに、社会インフラを担うプライム上場大手企業の経営層に向けたサイバーガバナンスのコンサルティングや講演を数多く提供しており、高い信頼を獲得しております。AI社会実装のスピードが加速すればするほど、セキュアなインフラとガバナンス設計に対する需要は爆発的に高まります。当社はこの「技術」と「統制力」の双方を武器に、大手エンタープライズの不可欠なAXパートナーとして、さらなる事業拡大を牽引してまいります。 続きまして、当社の成長戦略である『産業のハードル』を乗り越える具体策であります、M&AにおけるPMI(企業統合)の極めて順調な進捗についてご説明いたします。 自動車設計で40年超の歴史を持ち、トヨタグループ関与特許140件超を誇る設計者集団『BEX』が当社グループにジョインして2年が経過いたしました。この2年間で両社の融合は完了し、いまや『新生トリプルアイズ』の製造業DXにおける最大の成長エンジンへと進化を遂げております。また当社の強みは、単なる『AIモジュール』を切り売りするベンダーではないという点です。 当社が持つ最先端のAI構築技術と、BEXが長年培ってきた自動車設計の現場ノウハウを融合させ、現場の全体性能に合わせてAIを最適化する『アライメント力』こそが当社の真骨頂です。これにより、自動車業界という極めて厳しい機密環境を守りながら、実効性のあるAIを製造現場へ実装することに成功しております。 またタイムラインをご覧の通り、この2年間の歩みは非常に打率が高く、確かな実利を伴っています。共同研究からスタートし、2026年3月の第1フェーズでは、設計自動化により『年間約4,000時間の工数削減』という成果を叩き出しました。さらに直近の4月には、現場で安全に使える『セキュアなローカル生成AI』のプロトタイプ開発を完了させております。 また、事業面だけでなく、BEXの管理部門へTeams・SFDCを導入したことによるコミュニケーションの迅速化やバックオフィスの効率化、さらには階層別AI研修による『全社的なIT・AIリテラシーの底上げ』など、グループガバナンスの強化も完全に達成いたしました。組織としても、これ以上ない理想的な形で一体化が進んでおります。 2026年8月期以降から本格化する『次世代設計への共創ストーリー』ですが、これまでに築いた強固な信頼とインフラをベースに、いよいよ『図面の検索』や『AIによる図面の自動生成』という、製造業の業務フローを変革する領域へと構想を進めてまいります。 株式会社トリプルアイズ:2026年8月期通期決算説明会文字起こし(6)に続く

株式会社トリプルアイズ:2026年8月期通期決算説明会文字起こし(5)

トリプルアイズ

こちらのページでは、当社の『短期・中期の成長戦略』についてご説明いたします。先ほどお示しいたしました2027年8月期の業績見通しを確実に達成し、さらにその先の非連続な成長を実現するための具体的なロードマップとなります。

まず、上段にお示ししております短期、すなわち『2027年8月期の打ち手』についてです。当社では3つの事業それぞれにおいて明確な施策を実行し、確実に粗利を積み上げてまいります。
・AIインテグレーションにおきましては、単価アップやプライム案件の拡大、高収益なAI案件への人員シフトを徹底的に推進し、粗利を前期の7億5,500万円から9億900万円へと大幅に拡大させます。
・AIプロダクトにおきましては、パートナー戦略の再構築とエッジ・セキュリティ領域への展開を進めます。これによりARR(年間経常収益)は前期比13%増となる1億6,100万円へと拡大を見込んでおり、粗利も1億800万円へと着実に伸ばします。
・エンジニアリングにおきましても、新卒・中途採用の強化によるボトムアップでの人員増を図りつつ、直面する後継者不足の課題を設計、ITの力を融合させながら技術伝承させていき、粗利を4億2,500万円から5億2,100万円へと引き上げます。
これら3つの打ち手により、足元の業績を一段と力強く伸長させてまいります。

続いて、下段の『2028年8月期以降を見据えた中期の成長戦略』でございます。現在、AIプロダクトを除く事業は労働集約型のモデルであり、どうしてもエンジニアの人員数が成長の上限を規定してしまうという構造的な側面がございます。そこで当社は、真の持続的成長に向け『人員数に縛られない成長モデル』への構造転換を進めてまいります。

具体的には、BEX社との強固なシナジーを活かし、高い需要が見込める自動車設計領域における新規AIプロダクトの共同開発を推進しております。これを高収益なサブスクリプションモデルとして確立し、2028年8月期以降の本格的な事業化・スケールを目指してまいります。足元における着実な粗利の積み上げと、中長期における非連続な成長モデルの構築という両輪で、新生トリプルアイズの企業価値を最大化してまいります。

こちらのページでは、当社のAI社会実装を支え、競合に対する決定的な参入障壁となる『サイバーリスク対策』への取り組みについてご説明いたします。現在、サイバー攻撃は企業経営を直接揺るがす深刻な社会問題となっております。2024年の国内ランサムウェア被害は222件、警察庁への報告だけでも1日あたり約0.6件にのぼり、大手食品メーカーの基幹システム停止や委託先起点のサプライチェーン被害など、被害は深刻化の一途をたどっております。さらに昨今では、AIによる攻撃の高速化・自動化が進む一方で、社員が業務で外部AIへ機密情報を入力してしまう「シャドーAI」による情報流出リスクなど、「AIの積極活用」と「情報保護」の両立がすべての企業にとって極めて切実な経営課題となっております。

こうした市場環境に対し、当社は中央にお示ししております通り、「エッジ顔認証・オンプレAIの技術基盤」という強固なアーキテクチャと、大手インフラ企業にコンサルティングを提供する「ITガバナンスの設計力」という、両輪を備えている点に唯一無二の独自性がございます。

具体的には、スライド左下の「アーキテクチャ面」において、データをクラウドに上げず端末内で本人確認を完結させるエッジ顔認証技術を活用し、強固な多要素認証(MFA)基盤を構築しております。また、BEX社などの知見を結集し、社外にデータを一切出さない完全閉域環境でのオンプレミス型ローカルLLM・RAGを構築することで、自動車業界をはじめとする最高度の機密保持が求められる製造現場でのAI活用を具現化いたしました。

そして右側の「ガバナンス面」におきましては、どれほど優れた技術であっても防ぎきれない「運用の隙」を統制するため、利用環境や権限境界のルール策定、さらには有事の初動オペレーション設計までを一気通貫で支援しております。すでに、社会インフラを担うプライム上場大手企業の経営層に向けたサイバーガバナンスのコンサルティングや講演を数多く提供しており、高い信頼を獲得しております。AI社会実装のスピードが加速すればするほど、セキュアなインフラとガバナンス設計に対する需要は爆発的に高まります。当社はこの「技術」と「統制力」の双方を武器に、大手エンタープライズの不可欠なAXパートナーとして、さらなる事業拡大を牽引してまいります。

続きまして、当社の成長戦略である『産業のハードル』を乗り越える具体策であります、M&AにおけるPMI(企業統合)の極めて順調な進捗についてご説明いたします。

自動車設計で40年超の歴史を持ち、トヨタグループ関与特許140件超を誇る設計者集団『BEX』が当社グループにジョインして2年が経過いたしました。この2年間で両社の融合は完了し、いまや『新生トリプルアイズ』の製造業DXにおける最大の成長エンジンへと進化を遂げております。また当社の強みは、単なる『AIモジュール』を切り売りするベンダーではないという点です。

当社が持つ最先端のAI構築技術と、BEXが長年培ってきた自動車設計の現場ノウハウを融合させ、現場の全体性能に合わせてAIを最適化する『アライメント力』こそが当社の真骨頂です。これにより、自動車業界という極めて厳しい機密環境を守りながら、実効性のあるAIを製造現場へ実装することに成功しております。

またタイムラインをご覧の通り、この2年間の歩みは非常に打率が高く、確かな実利を伴っています。共同研究からスタートし、2026年3月の第1フェーズでは、設計自動化により『年間約4,000時間の工数削減』という成果を叩き出しました。さらに直近の4月には、現場で安全に使える『セキュアなローカル生成AI』のプロトタイプ開発を完了させております。

また、事業面だけでなく、BEXの管理部門へTeams・SFDCを導入したことによるコミュニケーションの迅速化やバックオフィスの効率化、さらには階層別AI研修による『全社的なIT・AIリテラシーの底上げ』など、グループガバナンスの強化も完全に達成いたしました。組織としても、これ以上ない理想的な形で一体化が進んでおります。

2026年8月期以降から本格化する『次世代設計への共創ストーリー』ですが、これまでに築いた強固な信頼とインフラをベースに、いよいよ『図面の検索』や『AIによる図面の自動生成』という、製造業の業務フローを変革する領域へと構想を進めてまいります。

株式会社トリプルアイズ:2026年8月期通期決算説明会文字起こし(6)に続く

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