米国株式市場は続伸。ダウ平均は15.99ドル高の52377.57ドル、ナスダックは308.43ポイント高の26477.81で取引を終了した。
人工知能(AI)開発スタートアップ、アンソロピック新規株式公開(IPO)を期待した買いにハイテクセクターが引き続き相場をけん引し、寄り付き後、上昇。さらに、イラン戦争の平和的解決期待に原油価格が下落、予想を上回った消費者信頼感指数や新築住宅販売件数で投資家心理が改善し、相場は続伸した。終日堅調に推移し、終了。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方、エネルギーが下落した。
貨物運送会社のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)はヘルスケアビジネス、データセンター関連が強く第3四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回り、さらに、年末商戦に向けた強気見通しが好感され、上昇。クルーズ船運営のロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL)は、第3四半期決算で一部項目を除く調整後1株当たり利益が予想を上回ったほか、予約が強く通期予想を引き上げ、上昇。クラウドテクノロジー会社のオラクル(ORCL)はクラウド、人工知能(AI)で、スタートアップ、オープンAIとの提携強化、さらに、半導体のインテル(INTC)とクラウドインフラの「Xeon」CPU基盤コンピューティング能力拡充で複数年にわたる提携が好感され、買われた。
インテル(INTC)も上昇。ソフトウエア・ソリューション会社のスノーフレーク(SNOW)はオラクル(ORCL)と提携し、OCIのネイティブAIやデータサービスを拡充していく計画が明らかになり、上昇。半導体のブロードコム(AVGO)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。飲料メーカーのコカ・コーラ(KO)は第3四半期決算で、増収増益、通期の1株利益予想を引き上げたが、同時に、広範な国内消費の弱さが来年にかけても続く可能性を警告し、下落。航空機メーカーのボーイング(BA)は商業航空機ビジネス部門の損失拡大や通年の納入機目標引下げが嫌気され、下落。
金融サービスプラットフォーム運営のロビンフッド・マーケッツ(HOOD)は取引終了後に第3四半期決算を発表。1株当たり利益は予想を下回り、時間外取引で売られている。クレジットカード会社のビザ(V)も決算発表後、売られている。
(Horiko Capital Management LLC)