米商務省が発表した7-9月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率+3.4%となった。4-6月期+2.2%から予想以上に伸びが加速し、昨年7-9月期以降1年ぶり高水準となった。同期個人消費速報値は前期比年率+3.8%と、鈍化予想に反し4-6月期水準を維持。全体指数を押し上げた。米9月個人所得は前月比+0.2%と、8月+0.3%から鈍化し6月来で最低。同月個人消費支出(PCE)は前月比+0.5%と、8月+0.9%から予想以上に鈍化した。連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ指標として最も重要視しているコアPCE価格指数は前年比+3.1%と、8月+3.0%から加速し、5月来で最高となった。
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(10/24)は前週比1000件減の19.4万件と、前回から予想外に減少し、7月中旬来の低水準となった。先週分新規失業保険継続受給者数(10/17)は170.1万件と、ほぼ1カ月ぶり低水準となった。
7-9月期国内総生産(GDP)が1年ぶり高水準となったが所得や支出が鈍化し、ドルは高値圏でもみ合った。ドル・円は157円90銭へ弱含んだのち、158円08銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1150ドルから1.1128ドルまで下落。ポンド・ドルは1.3339ドルへ上昇後、1.3319ドルへ反落した。
【経済指標】
・米・9月コアPCE価格指数:前年比+3.1%(予想:+3.1%、8月:+3.0%)
・米・9月個人所得:前月比+0.2%(予想:+0.3%、8月:+0.3%←+0.2%)
・米・9月個人消費支出(PCE):前月比+0.5%(予想:+0.6%、8月:+0.9%)
・米・7-9月期GDP速報値:前期比年率+3.4%(・予想:+3.2%、・4-6月期:+2.2%)
・米・7-9月期個人消費速報値:前期比年率+3.8%(・予想:+3.4%、・4-6月期:+3.8%)
・米・7-9月期GDP価格指数速報値:前期比+2.3%(・予想:+3.2%、・4-6月期:+6.1%)
・米・先週分新規失業保険申請件数(10/24):19.4万件(予想:19.8件、前回:19.5万件←19.4万件)
・米・先週分新規失業保険継続受給者数(10/17)170.1万件(予想:172万件、前回:172.2万件←172.8万件)