[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;64344.37;-315.10
TOPIX;4003.26;-0.02
[寄り付き概況]
30日の日経平均は315.10円安の64344.37円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は反落。ダウ平均は132.54ドル安の52342.56ドル、ナスダックは365.12ポイント安の26184.73で取引を終了した。検索グーグル運営のアルファベット(GOOG)の四半期決算を受け人工知能(AI)巨大投資に警戒感が広がり、寄り付き後、下落。建設・工業機器メーカー、キャタピラー(CAT)の下落も相場をさらに押し下げ、終日軟調に推移した。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で原油先物価格が上昇していることが投資家心理を慎重にさせた。さらに、今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、夕方には植田日銀総裁の記者会見が予定されていることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場で株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が一時200円超下落した後に上げに転じ、700円あまり上昇して取引を終えたことから、株価の下値は堅いとの見方もあった。さらに、内外で7-9月期決算発表が佳境となっており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因になるとの期待感もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の完全失業率(季節調整値)は2.4%となり前月比0.1ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.19倍で前月から0.01ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.18倍だった。同じく取引開始前に発表された10月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.6%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.6%上昇だった。9月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比2.2%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.2%上昇だった。今日はトグルホールディングスが東証グロースに上場した。
セクター別では、非鉄金属、電気・ガス業、ガラス土石製品、電気機器、食料品などが値下がり率上位、空運業、海運業、小売業、その他製品、不動産業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、イビデン、富士通、レーザーテック、村田製、キオクシアHD、アドバンテスト、ソフトバンクG、KOKUSAI、レゾナック、フジクラ、ディスコ、古河電工、JX金属、東京電力HDなどが下落。他方、コナミG、OLC、バンナムHD、ANA、アシックス、郵船、NRI、ベイカレント、ソニーG、任天堂、東京海上、キーエンス、ファーストリテなどが上昇している。