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米テック株安を映してリスク回避の動き継続へ

[本日の想定レンジ]
30日のNYダウは572.25ドル安の51770.31ドル、ナスダック総合指数は747.72pt安の25437.00pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比890円安の62600円だった。2日の東京市場は、米ハイテク株安を映して半導体・人工知能(AI)関連株中心に売りが優勢となることが予想される。30日の東京市場は、米ハイテク企業の決算を受けてAI投資への収益性に対する懸念から売りが優勢となり、日経平均は4日ぶりに大幅反落した。ローソク足は陰線を描き、5日移動平均線(63472円)を下回った。30日の米国市場では、インテルやアマゾン・ドット・コムの市場予想を下回る決算を受けて、AIインフラ投資の収益性に対する警戒感が高まり、テック株中心に売りが優勢となり、主要株価指数はそろって下落。なかでもSOX指数は7%を超える下落となった。また、ナイトセッションの日経225先物は一時61860円まで下押した。ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)の巨額設備投資による資金繰り悪化や収益性懸念に加え、AI企業の信用リスクも警戒された。インテルやアマゾンの株安は先週末の下落である程度織り込んだとはいえ、投資家心理が大幅に悪化しているため、本日の東京市場はAI関連株中心に値を消す銘柄が増えることになりそうだ。また、30日の取引終了後に決算を発表したキオクシアHDは夜間取引で10%超急落したほか、スクリンも7%超下落するなど、国内半導体関連株にも大きく影響することになるだろう。今週は国内では太陽誘電、ダイキン、ローム、海外では、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、アーム・ホールディングス、クアルコムなどの決算発表が予定されているため、業績動向には引き続き関心が集まるだろう。また、最大の注目材料は4日の米中間選挙の行方だ。共和党が上下院ともに過半数を維持することができれば、投資マインドの改善期待につながるだろうが、民主党が上下院で過半数を獲得する状況となってしまえばAI規制の強化につながる可能性が出てくるだけに、大きなリスク要因になりかねないため、警戒が必要だろう。上値のめどは、心理的な節目の64000円や65000円、75日移動平均線の65772円、25日移動平均線の66093円。下値のめどは、心理的な節目の62000円や200日移動平均線の61782円、心理的な節目の61000円、7月29日安値の60448円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限63000円-下限61500円

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