3日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円98銭から158円77銭まで上昇し、158円73銭で引けた。米9月JOLT求人件数が予想を上回り4カ月ぶり高水準に達し、労働市場の底堅さが示され年内の利上げを織り込む長期金利の上昇でドル買いが優勢となった。
本日11月4日の米ドル・円は神経質な展開か。米中間選挙の投開票を受けた議会勢力図の行方に加え、夜間には10月米ADP全米雇用報告や10月米ISM非製造業景況指数の発表が控えており、上下に振れやすい。東京時間から欧州時間にかけては開票速報によるヘッドライン主導の荒い値動きに警戒が必要だ。テクニカル面では200日移動平均線が158円60銭付近に位置し、その突破を試す展開となっているが、9月下旬以降は上値を抑えられてきた水準でもあり抵抗は強そうだ。上抜けた場合は9月24日高値159円04銭がレジスタンスとして意識される。日本の防衛ラインとみられる160円が意識されると為替介入への警戒が高まり、引き続きドルに対する下押し圧力がかかりやすい。欧州では独連銀総裁が12月理事会での利上げの可能性に言及しユーロ買いが優勢となっており、クロス円の動向にも注意したい。