4日の日本株市場は、米中間選挙の開票結果が進むにつれて、思惑的な動きが強まりそうである。3日の米国市場はNYダウが197ドル安、ナスダックは207ポイント高だった。中間選挙の結果を見極めたいとの様子見姿勢が強まるなかで、足もとで売られていた半導体株の一角が買い戻された一方で、景気敏感株には利益確定の売りが出たようだ。シカゴ日経225先物は大阪比185円安の63075円。円相場は1ドル=158円60銭台で推移。
日経225先物はナイトセッションで63900円まで買われる場面もみられたが、その後軟化しており、祝日取引のナイトセッションで一時62220円まで下落幅を広げた。もっとも米国市場の開始後に再びプラス圏を回復する場面もあり、結局は200日線とボリンジャーバンドの-1σとのレンジ内での推移が続いていた。本日は米中間選挙の開票結果によって先物主導で大きく振らされる可能性があるため、指数インパクトの大きいアドバンテストなどの動向が注目されそうだ。
米国市場ではエヌビディア、マイクロソフト、マイクロン・テクノロジー、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、サンディスクなど半導体やAI関連株の一角の上昇が目立っていた。リバランスの動きとみられるが、それでもフィラデルフィア半導体株(SOX)指数は4日ぶりに上昇したこともあり、ハイテク株には資金が向かいやすいだろう。
なお、米中間選挙の開票が進むなかで、米共和党の苦戦は織り込まれているとはいえ、アク抜け感が強まる展開は期待しにくい。結局は米国市場の反応を見極めたいとの様子見姿勢は強いと考えられ、短期的な売買に向かわせそうだ。そのほか、今週は決算ピークになるため、決算を手掛かりにした個別対応になろう。
2日取引終了後に決算を発表したところでは、リビンT、ワイズHD、フェローテク、油研工、ティラド、タカノ、豊和銀、レンゴー、NSSOL、商船三井、スズデン、UBE、LITALICOなどが注目される。