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アイグリッドソリューションズ Research Memo(6):高成長と高水準のROEを目指す

■成長戦略

3. 成長イメージ
中期的な成長イメージとしては、PPAサービスの成長に加えて、アイ・グリッド・ソリューションズの投資負担が小さいアライアンスソリューションが成長ドライバーとして引き続き貢献する見込みである。このため同社は、今後、開発案件のうち3割をPPAサービス、7割をアライアンスソリューションとしていく方針である。また、蓄電池の導入を伴うインテグレーションサービスや余剰電力を活用する循環型電力も、新たなソリューションとして普及が進んでいくと考えられる。さらに、同社の余剰電力循環スキームを利用するため、2025年10月に開始したCPower(株)(長州産業(株)グループ)との協業のように、同社のプラットフォームを活用したい他のPPA事業者を取り込むことも方針の1つであろう。このように積極的な事業展開によって高い利益成長を持続する一方、財務規律を意識して資本効率を高め、ROEなど資本利益率の上昇につなげていく考えである。

長期的には、同社が提唱する事業構想「GX City」を実現する考えである。同社は、再エネの地産地消を通じて地域の再エネ自給率を高めつつ脱炭素化を進め、さらにレジリエンス(危機への対応力)の強化や経済活性化なども実現する理想的な地域・都市の在り方として、「GX City」というコンセプトを提唱している。「GX City」を実現するため、同社は3つのステップを提案している。ステップ1では、環境負荷を抑えつつ余剰電力を活用できる多数分散したオンサイトソーラーを大規模に展開する。ステップ2では、「R.E.A.L. New Energy Platform」でオンサイトソーラーと統合的にコントロールできる蓄電池などを導入して、その地域でより一層効率的かつ効果的な再エネ活用を促進する。ステップ3では、多数の需要家と分散した発電設備の需給バランスを最適化して「繋ぐ」同社のテクノロジーを活用し、同社のオンサイトソーラーのみならず他社開発の再エネ発電所も効率的に需要家につなぎ、自治体などを巻き込んで再エネが循環する地域・都市を実現していく。同社は「GX City」の実現に向け、同社が持つすべての機能や高度な技術を活用し、サービスや事業セグメントを超えた事業として展開していく考えである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)

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