四電工は10月30日、2027年3月期第2四半期(2026年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.8%増の509.19億円、営業利益が同73.9%増の63.23億円、経常利益が同69.5%増の66.13億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同71.9%増の45.72億円と、大幅な増収増益を達成した。
都市部を中心に受注環境が良好に推移するなか、受注高が前年同期比38.8%増の773.60億円と過去最高を確保した。売上面では、高水準の手持ち工事が着実に進捗したことで、完成工事高が480.16億円(前年同期は408.07億円)に拡大した。工程・原価管理の徹底により採算も改善し、完成工事総利益は102.33億円(前年同期は72.87億円)へと大きく伸長した。完成工事総利益の伸長が販売費及び一般管理費の増加を吸収し、営業利益を押し上げた。
財政面では、純資産が親会社株主に帰属する中間純利益の計上などにより前期末比15.56億円増の727.55億円となり、自己資本比率は72.4%(前期末は68.4%)へと上昇した。今後も戦略的な受注判断と原価管理の徹底により、収益力の強化に取り組む方針である。
2027年3月期通期の連結業績予想は上方修正し、売上高が前期比10.6%増の1,100.00億円、営業利益が同24.7%増の110.00億円、経常利益が同23.3%増の115.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.3%増の79.00億円とした。修正前予想は売上高1,080.00億円、営業利益94.00億円、経常利益99.00億円、当期純利益66.00億円で、第2四半期までの順調な工事進捗と手持ち工事の現況を勘案した。あわせて中間配当を直近予想の42.00円から50.00円に増額し、年間配当予想は前期の77.00円から100.00円への増配とした。