11月9日(月)~13日(金)発表予定の経済指標予想については以下の通り。
■9日(月)午前10時30分発表予定
○(中)10月消費者物価指数(CPI)・生産者物価指数(PP)-予想:CPI前年比+0.8%(前回:+0.9%)、PPI前年比+5.4%(前回:+5.0%)
前回9月はCPIが前年比+0.9%と低い伸びにとどまる一方、PPIは+5.0%と原材料価格の上昇を背景に大幅な伸びを示した。今回は、生産者段階での価格上昇が消費者物価へ波及するかが焦点。CPIの伸び悩みが続けば内需の弱さが意識され、景気減速への懸念から豪ドルなど資源国通貨の重しとなる可能性がある。一方、PPIの上昇が一段と加速し、資源価格や中国の生産活動の底堅さが意識されれば、資源国通貨を支える材料となりそうだ。
■10日(火)午後10時30分発表予定
○(米)10月消費者物価指数(CPI)-予想:前月比+0.3%(前回:+0.6%)、コア指数:同+0.2%(同+0.3%)
10日発表の米10月消費者物価指数は前月比+0.3%(9月+0.6%)、コア指数は同+0.2%(同+0.3%)と予想される。市場予想を上回る結果となりインフレ圧力の継続が示されれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め観測からドル買い材料となる。
■12日(木)午前8時50分発表予定
○(日)10月国内企業物価指数-予想:前月比+0.2%(前回:▲0.3%)、前年比+6.5%(同+6.8%)
前回9月は前年比+6.8%と8月の+7.6%から伸びが鈍化したものの、依然として高い水準にある。今回は原材料価格やエネルギー価格の上昇が企業間取引価格にどの程度波及しているかが焦点。予想を上回れば、日銀の追加利上げ観測を支えて円買いが入りやすい一方、物価上昇圧力の鈍化が鮮明となれば、追加利上げ観測がやや後退し円売りにつながる可能性がある。
■12日(木)午後4時発表予定
○(英)7-9月期国内総生産(GDP)速報値-予想:前期比+0.7%(前回:+0.5%)
前期比では4-6月期の+0.5%から成長率の加速が見込まれている。英国ではサービス業が景気を下支えする一方、物価高や高金利による家計消費や設備投資への影響が懸念されている。今回のGDPはイングランド銀行(英中央銀行、BOE)の追加利上げ余地を判断する上でも重要な材料となり、予想を上回れば追加利上げ観測が強まりポンド買い、景気減速が鮮明となれば追加利上げ観測の後退からポンド売りにつながる可能性がある。
・中国10月消費者物価指数(CPI)(11月9日)
・中国10月生産者物価指数(PPI)(11月9日)
・メキシコ10月消費者物価指数(CPI)(11月9日)
・中国10月貿易収支(11月10日)
・日9月国際収支・貿易収支(11月10日)
・南ア7-9月期失業率(11月10日)
・独10月消費者物価指数(CPI、改定値)(11月11日)
・日10月国内企業物価指数(PPI)(11月12日)
・英9月鉱工業生産(11月12日)
・米10月中古住宅販売件数(11月12日)
・米先週分新規失業保険申請件数(11月12日)
・香港7-9月期域内総生産(GDP、確定値)(11月13日)