■NY株式:米国株式市場はまちまち、AIリスク警戒感が緩和
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は237.33ドル安の51285.73ドル、ナスダックは264.43ポイント高の24579.43で取引を終了した。
人工知能(AI)リスク警戒感が緩和し、ハイテクが下げ止まり、寄り付き後、まちまち。売られ過ぎとの見方にハイテクセクターでの押し目買いが目立ち、ナスダックは終日堅調に推移した。ダウも下げ幅を縮小し、まちまちで終了。セクター別では半導体・同製造装置や自動車・自動車部品が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。
管理医療会社のヒューマナ(HUM)は第3四半期決算で、医療コストの予想外の減少が奏功し調整後の1株あたり損失が警戒された程拡大しなかったほか、通期の調整後1株あたり利益見通し引き上げが好感され、上昇。航空宇宙・宇宙技術会社のスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(SPCX)は、マスク最高経営責任者(CEO)がイベントで、同社の第4四半期収益が第3四半期から70%近く増加した可能性を示唆、さらに、データセンターを巡る懸念は「一時的」と、市場の不安を一蹴し、買われた。マスク氏が同じくCEOを務める電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)も上昇。
半導体処理装置メーカー、ラムリサーチ(LRCX)は取締役会による自社株買い計画承認が好感され、上昇。ソフトウエアソリューション会社のクラウドフレア(NET)は第3四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったほか、AI需要が強く、見通しを引き上げ、上昇。スポーツギャンブルプラットフォームを運営するドラフトキングス(DKNG)は第3四半期決算の1株当たり損失が予想以上に深刻化、予測市場での競争激化による業績見通し引下げを嫌気し、下落。
NY連銀のウィリアムズ総裁は物価リスクを見極めるため「今は、情報を収集すべき局面」との考えを示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米10月雇用統計で失業率が予想外に低下
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円58銭へ上昇後、158円00銭まで反落、再び上昇し158円50銭で引けた。
米10月雇用統計で失業率が予想外に低下したほか、非農業部門雇用者数も予想以上に伸びが拡大し労働市場の強さが確認され、年内の利上げ観測が強まり、ドル買いが優勢となった。その後、米11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を上回ったが当時に同指数の期待インフレの低下でドルは伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1170ドルから1.1131ドルまで下落し、1.1140ドルで引けた。
ユーロ・円は176円82銭から176円25銭まで下落した。
ポンド・ドルは1.3394ドルから1.3343ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8221フランまで上昇後、0.8183フランまで下落した。
■NY原油:小幅続伸、米イラン紛争の不透明感くすぶり下値限定
11月6日のNY原油先物12月限は小幅続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.06ドル(+0.07%)の90.58ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは89.07-92.50ドル。時間外取引では中東情勢への警戒感が根強く、前日の反発の流れを引き継いで92.50ドルまで値上がりした。その後、トランプ米大統領とカタール首長が電話会談を行ったとの報道を受けて89.07ドルまで下落したが、売りは続かなかった。米イラン紛争をめぐる外交的な進展期待で上値は抑えられたものの、不透明感がくすぶり供給ひっ迫懸念が完全には払しょくされず、下値も限定的だった。通常取引終了後の時間外取引では主に90.50ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 49.42ドル -0.34ドル(-0.68%)
モルガン・スタンレー(MS) 181.44ドル -1.00ドル(-0.54%)
ゴールドマン・サックス(GS)865.82ドル -3.13ドル(-0.36%)
インテル(INTC) 56.28ドル +4.03ドル(+7.71%)
アップル(AAPL) 342.37ドル -1.80ドル(-0.52%)
アルファベット(GOOG) 283.93ドル +2.19ドル(+0.77%)
メタ(META) 610.15ドル +5.07ドル(+0.83%)
キャタピラー(CAT) 558.63ドル +4.99ドル(+0.90%)
アルコア(AA) 39.54ドル +1.12ドル(+2.91%)
ウォルマート(WMT) 125.52ドル -2.20ドル(-1.72%)