“大会”と聞いて何を思い浮かべるだろうか?
多くの人はスポーツや芸術を挙げるだろうが、人間は本来、他人とどうでもいいことで競い合う生き物だということを思い返せば、もっと多くの種類があっても不思議ではない。
「とにかく、競争したい。自分が一番になりたい」
今回はそんな人間の根源的な欲求に、ちょっと変わった方向から応えている“世界の実在する風変わりな大会”をご紹介したい。
▼1 足指レスリング大会
発祥はイギリス・ダービーシャーだと言われている足指レスリング。見たままの足指で戦うレスリングだが、見た目がハードな足つぼマッサージを受けているようで…。
▼2 泣き相撲大会
日本の泣き相撲大会。子供同士を向き合わせ、最初に泣き始めた方が勝ち、というもの。なんと歴史は400年以上にも遡るのだとか。
▼3 ゴキブリ競走大会
毎年、オーストラリアの祝日『オーストラリア・デー』で開催されるこのゴキブリレース。ルールは簡単、各々のゴキブリをマットの上に放ち、その中でマットの端まで先にたどり着いたゴキブリが勝ちとなる。正直、大会後に数匹が外に逃げ出していそうで気持ちが悪い。
▼4 ベッド・レース
一人をベッド(というか台車?)に載せて数人で走るベッド・レース。実は世界各地で開催されているそうだが、中でも有名なのがイギリスで行われる『2.4 mile Great Knaresborough Bed Race』。レースの途中、川を渡るというからすごい。
▼5 サウナ耐久レース
毎年8月にフィンランドで開催されるこのレースは、参加前に「自己責任で参加します」との誓約書を書かされる。それだけ危ない大会なわけだが、それもそのはず、110度のサウナに居続けなければならないのだから…。そしてとうとう数年前、死亡事故が起きてしまった。
▼6 ひげ自慢大会
毎年場所を変えて行われるヒゲ自慢大会。参加者は皆、自慢のひげを最高に美しく、そして目立つよう整えて参加してくるそうだ。
Next: まだまだ続く、ブサイク犬大会、赤ちゃん飛び大会ほか
▼7 世界ブサイク犬大会
美犬が出場するドッグショーがあるなら、ブサイク犬が注目を浴びる大会があってもいいだろ? ということか。アメリカ・カルフォルニア州で開催されるこの大会、実はとても人気があるのだそう。優勝者には賞金が出る。
▼8 奥さん運び大会
フィンランドで開催される奥さん運び大会では、夫が自分の妻を背負い、約254メートルを走る。途中で様々な障害物があるのでなかなかハードである。優勝者には妻の体重と同じ量のビールが贈られるという。
▼9 アイロンがけ大会
画像の通り、特殊な環境でアイロンがけをする大会である。普段とかけ離れた場所であればあるほど優勝に近づけるのか…。
▼10 赤ちゃん飛び大会
スペインの有名な大会。10人の赤ちゃんの上を、悪魔の恰好をした男性が飛び越えるという内容の大会なのだが…危なくないだろうか?
▼11 携帯電話投げ大会
またもやフィンランドの登場である。かつて一世を風靡した携帯端末メーカー、ノキアを誕生させた国らしく、フィンランドでは携帯をブン投げて飛距離を競う大会がある。大会で使われた携帯はリサイクルされるというので、おバカなだけではない、実はエコな大会だ。
▼12 パンケーキレース
イギリスで開催されるパンケーキレース。パンケーキが乗ったフライパンを持ち、ひっくり返しながら走るというこのレース、とても有名なので、時々日本でも大会の様子が報じられることがある。
いかがだっただろうか?
人間はごく普通の日常を望む一方で、時に自らスリルのある方向へ走っていくことがある、という性質を見事に証明してくれる大会ばかりだ。
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参照・画像出典:lifehacklane.com/20 of the World’s Weirdest Competitions
参照・画像出典:YouTube(Ronin Dave)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
記事提供:ViRATES
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