組体操に関する、ある中学生の意見が9月20日、朝日新聞に投書され話題になっている。
「不安だが伝統と言われ仕方なく」という見出しの後に語られるのは、この学生が先日体験したばかりだという、組体操に関する実体験。
その出来事を通して、この中学生は以下のような感想と疑念を抱いたそうだ。
中学生の子の投稿が正論すぎる。
「先生は組み体操を行う理由を、感謝を学ぶためだといいます。ならば問います。感謝って普段から学べませんか?」(朝日新聞9/20) pic.twitter.com/tZ8b8S0x7s— Tad (@CybershotTad) 2017年9月20日
まず最初に「危険な種目ならばやらない方がよいのでは?」という組体操自体に対する思い。
そして「感謝を学ぶためというが、それは普段でも学べるのでは?」という、精神面の教育効果があると説明する教師に対する疑問を。
実際に組体操というプログラムは、これまで日本全国で数十年と行われてきた中、少なくない数の死者と障害が残るレベルのケガ人を出している。特に“大技”である、タワーやピラミッドを行うにあたってだ。
仮に、この先生が語る“感謝”が組体操でしか学べないとしても、あえてそういった危険な技を行う必要はあるのだろうか?
Twitter上での反応
教育でもなんでもない。単なる見世物。大人からみて、小さきもの、か弱きものが懸命に何か芸をするのを見て手を叩き、涙し喜ぶ。大人がみたいからやらせてるだけ。それは犬でも猿でも同じ。子供のためなんかじゃ間違ってもない。「初めてのおつかい」も根は一緒じゃないかと。可哀想で見ていられない。
— けながいたち (@takumari10m) 2017年9月21日
必要なのは「バカバカしくて危険なのでやめよう」という大人の側の勇気ですね。
— 河合 真 (@EarlyQuarry) 2017年9月20日
組体操、単純に美しくて好きだけど、感謝を学ぶためだったとは初耳だ https://t.co/MOlTLjMnXO
— りらっこ (@lilacco) 2017年9月21日
まだ、組体操あるんだな(*´•ω•`*)…俺が小学校の頃、組体操で女の子が上から落ちて顔面を縫う事故があった。組体操をやる意味が今でも分からない(*´•ω•`*)… https://t.co/1m26SPu6mM
— ゆうき (@yuuki201) 2017年9月21日
これはこの先生がアホなだけ。
組み体操は別に「感謝を学ぶ」ためではなく、チームワーク、思い出、達成感など、学ぶべきものがあるのに、この先生がダメダメです。
僕らの子供の頃は組み体操は当然で、騎馬戦もそうですが、多少の怪我は覚悟の上で真剣勝負って感じでしたけどねぇ。まっ時代ですね。 https://t.co/bAzPeB2zLQ— kazukazu721 (@kazukazu721) 2017年9月21日
むしろ普段の生活から感謝を学んだ方が勉強になる気がするけどなぁ https://t.co/bWj9Hiq7zz
— りりィ (@makiyann35) 2017年9月21日
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記事提供:ViRATES
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