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「iDeCo証券会社」満足度ランキング2020年版を発表。決め手は手数料?

個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」を扱う証券会社13社のサービスの評価について、株式会社oricon MEが全国20~60歳の1,229人に調査を実施。「申込み手続き」「管理手数料」「取扱商品」「提供情報」「サポート」「サイトの使いやすさ」の6つの評価項目についての回答を集計し、結果を「総合」「評価項目別」「部門別」の各ランキングとして発表しました。

満足度総合1位は「マネックス証券」

総合1位となったのは【マネックス証券】でした。総合2位は【楽天証券】となっており、総合得点の差は0.37点と僅差。続いて3位には【SBI証券】が、63.28点でランクインしています。

【マネックス証券】について実際の利用者からは、「信託手数料の低い投資信託を絞って扱っており、現状のラインナップだけでなく、将来的な拡張性にも期待が持てる(30代・男性)」「手数料が安い。スリムシリーズがある。書類に不備があった時、電話で応対してくれた方が丁寧だった。不備があった箇所もふせんや赤字で分かりやすく指示して送り返してくれたので助かった(40代・女性)」などのコメントが寄せられていました。

出典: PR TIMES

「楽天証券」は部門別ランキングで最多1位を獲得

総合1位の【マネックス証券】は、評価項目別では6つの項目中「管理手数料」「取扱商品」「提供情報」「サポート」の4項目で1位に。さらに、選択別部門では「国内債券型」、属性別部門では「会社員」でも1位となりました。

また、総合2位の【楽天証券】は、6つの評価項目「申込み手続き」「サイトの使いやすさ」の2項目のほかに、年代別の「40代」「50代」、選択部門別の「国内株式型」「外国株式型」「外国債券型」「複合資産・バランス型」「REIT」の5項目、属性別の「公務員」でも1位となり、部門別ランキングでは最も多く1位を獲得しました。

出典: PR TIMES


出典: PR TIMES


出典: PR TIMES


出典: PR TIMES

Next: 利用者がiDeCo証券会社を選ぶ基準や運用の目的は?



今回の調査では、回答者1,229人に対して次の問いについての回答も同時に得ています。
Q1.iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用する際、最も重視した項目
Q2.iDeCo(個人型確定拠出年金)の運用を始めようとしたきっかけ

利用時の最重要視項目は「管理手数料の妥当性」

iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用する際に最も重視した項目について、「iDeCoの管理手数料の妥当性」が全体のうち約40%となる487人が回答した結果となりました。個人型となると、負担する手数料の妥当性は加入者自身が特に気になっていることが分かりました。続いて、回答者が多かったのは、「会社の信頼性」「iDeCoに対して投資できる商品の種類」となりました。

出典: PR TIMES

iDeCo運用のきっかけは「老後の資金を調達するため」が約4割

iDeCo運用のきっかけは、「老後の資金を調達するため」が全体(※複数回答により全2500件)のうち約40%となる965人が回答した結果となりました。老後2000万円問題が話題となる中、将来の資金調達への関心が高まっている傾向があることがわかりました。

出典: PR TIMES

source: PR TIMES
image by: PR TIMES

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