日中対決。どちらも1000年以上食べられ続ける健康食材2つを徹底比較

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1,000年以上食べ続けられているのにはわけがある! 無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』で取り上げられているのは、日中それぞれで古くから親しまれてきた2つの食材です。その健康効果を知れば、毎日でも食べたくなること請け合いですよ。

せりで競り勝つ身体に…

「せり」は、古代より食べられてきた野菜で、古事記日本書紀にもその名前が登場しているそうです。

春の七草がゆに使う野菜のひとつで、ビタミンA(β-カロテン)ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、リン、鉄などが多く含まれ、特に冬から春にかけての健康増進に欠かせない食材なのだそう。

セリに含まれている葉緑素、鉄、ビタミン類は、汚れた血液を正常で健康な状態にしてくれるので、肩こりに効果的で、また、セリに含まれる特有の香り成分や苦み成分が、ストレスや高血圧によって起きる肩こりや肩こりからくる目の充血、めまい、頭痛など緩和効果や保温効果、発汗・解毒・解熱の作用もあり、冷え性にもよいとされているらしいです。

サラダやスープ、和えものにしたり、炒めものにするとカロチンの吸収率がグンと高まるそうです。

白か黒か身体の声を聴こう!!

中国では古くから強壮食品として珍重され、くらげのような食感が特徴で、耳の形をしているので「木の耳」と書く木耳(きくらげ)には黒と白の2種類があり、それぞれ効能が違うそうです。

まず、黒木耳は、血液をサラサラにして、血栓、動脈硬化、心筋梗塞の発生を予防したり、酸性多糖類を多く含むので、コレステロールや血糖値の上昇を抑制したり、カリウムがナトリウムの排出を促進し、血圧を安定させて、豊富な鉄分は造血作用があり、肌に潤いを与え、貧血の予防にも。

一方、白木耳は、肝臓の解毒作用を高め、肝臓の健康を維持したり、ビタミンDを豊富に含むので、骨粗鬆症予防にもおすすめ。植物性のコラーゲンを含むので、肌に潤いを与え、続けて食べれば、シミやソバカスなどの美肌にも効果があるらしいです。

また、白木耳の食物繊維は、腸の蠕動を促進させ、脂肪の吸収を抑えてくれるので、ダイエットにも効果があるそうです。

image by: Shutterstock

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