他者との会話の際に、気になるのが自分の目線の置き方。泳いでしまうのはもちろん、強すぎるのも相手に良くない印象を与えてしまうということで、とても難しいところですが、メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』では、理想的な目線の一例として「赤ちゃんの目力」をプッシュしてます。
目力が人間関係を決める
話をする時に、相手の目を見てちゃんと話す事は当たり前の事です。
でも、中には相手の目を全然見ない人がいる。そして逆に目力が強すぎて相手に嫌がられる人もいます(@_@;)。
私が不思議に思うのは、「目を合わせるのが苦手」という人は、そうした意識を自分で持っていると思うんですが、目力が強い人はそういう意識が無いんじゃないか?という事です。
目力が強すぎる人はこっちの目を見てジッと見て離さない。こっちの体に穴が開くほど、むず痒さを感じるくらい見てきますが、あれは自分でその事に気付いていないんじゃないでしょうか。
さて、この目力が弱すぎる/強すぎるという事には、それぞれデメリットがあります。
最たるデメリットは「人間関係をうまく作れない」という事。では何故そうなるのか。
目力が強すぎる場合、相手は穴が開くほど見られるものだから、介入され過ぎていると感じます。距離感が近過ぎると感じるんですね。会話中ずっと相手の目を見て一切視線を外さない、という人はホントにいるんです。相手を疲れさせます。
逆に弱過ぎる場合。これは相手に「自分に関心が無いのでは?」と思わせてしまいます。相手の関心を惹けなければ人間関係は成立しませんよね。
弱い中には、度を越して相手を全く見ないという人もいます。これは本当に相手に無関心な人。例えば人は忙しい時、話しかけられても相手の方を振り向かずに返事をしてしまいがちですが、こういう態度は相手をイラっとさせたり悲しませます。
コミュニケーション不具合もこういう所から生まれます。ま、本当に相手にしたくない面倒な相手にも使える手段ですがね(笑)。
さて、それではどんな具合で目力を持てばいいのか? それは弱すぎも強すぎもしない、柔らかい目力です。
目指すべきは赤ちゃんの目力
そもそも目力もとい“目の形”や“目つき”は、その人の生き方でどんどん変わっていきます。
例えば未来に希望を持って生活している人は、目が明るく輝いていますよね(*^_^*)。
で、この目力の質がどこで決まるのかというと、始めにお伝えしたように「様々な経験を積む中」、つまり自分の過去から作られています。
過去に
ということは過去の経験に左右されない目力が、本来のあなたの目力という事です。ではそれを取り戻すにはどうすればいいか?
それはもちろん過去のデータを一切持たない、“赤ちゃん”の目力を参考にする事です。
パーフェクトな赤ちゃんの目力
私は今子育て真っ最中ですが、日々赤ちゃんから学びを得ています(*^_^*)。
それにしても赤ちゃんがこっちを見ている姿はものすごく可愛い )^o^( (子育て経験の無い方は“子犬の目”を思い出して下さい)
でも、あれって無駄に可愛いわけじゃないんですね。
だって言葉を使えない赤ちゃんが大人に関心を持ってもらうツールは限られているんですよ。
泣いたり叫ぶ事が一番強い主張ですが、他にも赤ちゃんは人の顔を見るのが大好きで、こっちの顔を瞬きもせずにジーッと見つめます。すると、こちらはその目力に一切抵抗出来ずに、吸い寄せられてしまいます(笑)。
この力、大人が使えたら人間関係の反則技です\(-o-)/。
さて、それではこの技をマスターしようと思ったらどうすればいいか?
先生は赤ちゃん(もしくは子犬)。そして世の中には便利なデータがあって、赤ちゃんが人の顔のどの辺を見ているのかは分かっています。
それは「鼻を中心に眉間や目のあたりを見ている。」そうです。
これは目線の向け方で良く聞く話しですが(相手の目をジッと見てはいけない)、その根拠は実は赤ちゃんの目線だった!ということにしておきましょう(笑)。
でもこれだけでは解決しません。重要なのはその視線の背景です。上記の通り、赤ちゃんの視線はその裏に過去のデータが無い混じり気無しの純粋な視線。それは山の上流の澄み切った水のような視線です。媚もへつらいも無く、相手の関心を意図的に引こうとするのでも無い。純粋に相手に関心を寄せる視線。
この眼差しにやられたら、相手はイチコロ(笑)、誰もあなたを放っておけません。
そんな視線、当然私も出来ませんが、日々赤ちゃんと目を合わせることで勝手に訓練しています(笑)。
image by:Shutterstock
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