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雨の日こそチャンス。子供にウケて家族の絆も深まるお部屋遊び

雨の日が憂鬱なのは大人だけではありません。せっかくの休日、外で思いっきり遊びたいのにどこにも行けない子どもたちもイライラしているはずです。でも、工夫次第で雨の日を楽しく過ごす方法は山ほどあります! 無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』の著者・パパコーチくろさわさんが、楽しいお部屋遊びを教えてくださいました。

雨の休日

今日は雨の休日の過ごし方についてお届けします。

以前に新聞で、小中学生対象のアンケート結果が載っていました。設問は「雨の休日の過ごし方」で、回答上位には「テレビ」「ビデオ」「ゲーム」「マンガ」「読書」「寝る」などがありました。ある意味で凄い回答内容で、印象に残っています(笑)。

さすがに雨であれば、公園でサッカーしたり氷オニしたり、は難しいとは思います。でも、もう少し能動的に過ごせたらいいのに…というのが、私の正直な感想です。

回答に上がっていたものをネタに、能動的に過ごす方法を考えてみましょう!

マンガ

読むばかりではなく、たまには描いてみるのも面白いかも。難しい、複雑な絵を描く必要はありません。棒人間(丸と線だけで描いた人間)で充分。親子で、あるいは友達と一緒に、1コマずつ順番に描いていくのも楽しそうです。

読書

こちらも、書いてみる楽しみを試してみましょう。普通に物語を書くのも(子どもが書きたいと思い、実際に書けるなら)OK。何人かで順番に書いても良いですし、「あらすじゲーム」も愉快ですよ。

あらすじゲーム…参加者が手分けして「いつ」「どこで」「誰が」「何のために」「何をした」の5つの部分を書いて、集めて読み上げる遊び。できあがる文が「クリスマスの夜に、ゲンタくんちのトイレの中で、校長先生が、世界一になるために、大声で吠えた」などのハチャメチャな内容になって、子どもには大ウケです!

テレビ・ビデオ

子どもが小さいなら、おままごとですね。小さなドラマを演じましょう。

おままごとに興味を示さないなら、役割交換ドラマも面白いですよ。親子が互いに相手の役をやったり、友達同士でAくん→Bくんの役、B→C、C→Aのようにしてみたり。

「ある日のことです。ユミちゃんが幼稚園から帰ってくると、テーブルに大きな大きなリンゴが載っていました。それを見たユミちゃんが、パパに尋ねました。『パパ─、これ、どうしたの?』」

ユミ「えっとねー、このリンゴはね…もらったの。」

こんな具合に始めて、想像力を膨らませて(そして常識の枠を外して(笑))、楽しんでみてくださいね。

ゲーム

テレビゲームが絶対に悪いわけではありませんが、ソフトが用意した枠組み・シナリオ・設定が決まっている点で、体験に広がりが少ないことも事実です。

将棋やトランプなどの方が、自分たちでルールを変えて遊びを変化させたり、ハンデを付けて難易度や勝敗バランスを調節したり、さまざまな試行錯誤が生まれる点で、子どもの過ごし方として優れている面があります。

我が家でも以前、トランプの大富豪」が大流行した時期がありました。下の娘がやり方をしっかり理解するまでは「娘はいつ何を出してもOKで、そのカードを有効にしてそこから続ける」というルールを採用していました(思わぬ大ドンデン返しの連続に、非常に盛り上がりました!)。

他にも、トップとビリの交換枚数をやたらと多くしてみたり、いろいろ試して楽しんでいましたよ。

子ども・親それぞれに好みがあるので、ここに挙げたものを全て試す必要はありませんが、「自分で遊びを創る」という発想だけは、しっかりと心に留めておいてくださいね。

雨が多くなるこれからの季節を、親子ともに楽しく過ごしていただけたら、私もうれしいです!

image by: Shutterstock

 

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