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路上で食べ歩き。外国人が驚く「アジアの屋台」を比べてみました

夏の楽しみはたくさんありますが、中でも催し事が盛りだくさんの夏祭りは欠かせない行事。祭りで醍醐味と言えば、屋台ではないでしょうか。でも、忙しくて行けてない…という人もいるでしょう。そんな方にはとっておきの世界の屋台の様子をお届けいたします。わたしたちの五感を刺激し、大いに楽しませてくれるストリートフード、屋台。この動画を見たあとはお腹が空いてしまうかもしれないので、見るタイミングは自己責任でお願いします。

【日本】お好み焼きの変化系「ハシマキ」も人気! 清潔で安いのにクオリティー高しの日本勢

日本では明暦の大火以降に外食の需要が高まったのと同時に、屋台ビジネスが急増したのが始まりだったそうです。

初期はにぎり寿司や蕎麦切り、天ぷらなどのすぐに提供できる食べ物が提供されていました。

現代では縁日やお正月の寺社などで見かける屋台。

動画にあるように日本人にとっては定番のお好み焼き、たこ焼き、焼きそば。

そして、食べやすさを考慮されたハシマキ、なんてものも最近は人気のようですね。

確かに、食べ歩きするにはぴったりだし、外国人観光客にも受け入れられやすそうです。

動画を見た海外ユーザー達の反応。

「これがストリートフードだなんて信じられない!」

「この動画を見たあとの僕の人生はとんでもなく不完全さ」

「超お腹空いてきた!」

「冷蔵庫に何もないんだったらこの動画今見ない方がいいよ」

「日本の(屋台の)やり方は本当に正しいよ。質の高い食事を安く、しかも清潔な場所で作ってるだろ。他の国の屋台とはひと味違うのさ」

「ハシマキに最初にふりかけてるのはピーナッツ?あれが気になるよ」

「作っている途中のハシマキが生理用品に見えてしかたない(笑)」

「最後のやつ(お好み焼き)の作り方と材料を知りたい。とっても美味しそう!」

まるでここはレストラン?と思ってしまうほど、屋台だとは思えないこの洗練された環境に加えて、クオリティー高さや清潔感についても盛り上がり見せています。

また、天かすなどの材料や、作り方を知りたい!というユーザーも多数。

こうやって動画で調理しているとこを見たら作ってみたくなりますよね。

【香港】豊富なシーフードにノックアウト! 臨場感たっぷり ザ・アジアな匂いを漂わす豪快な香港勢

屋台のイメージが強い香港ですが、意外にも1980年代以降は路上での営業を制限されているのだとか。

日本では滅多に見かけないようなビッグなサイズのイカを豪快にジョキジョキきったり、変わった干し魚を焼いていたり、真っ黒いパテを焼いていたり、”Husband(夫)”を”25香港ドル”で売っていたり(?)。

摩訶不思議な香港の屋台をご堪能ください。

「こんな風につくれるスキルが欲しいよ!」

「あれは巨大なイカ?それともタコ?ちょっと気持ち悪いな」

「あの焼いたイカの匂いがしてきそうだよ~」

「実際に食べてみたいからここの住所を教えて」

「あの黒いパテみたいのはなんだ?イカスミだって!香港ではイカスミまで食べるのか」

「Old HongKong イコール グルメの天国だ!」

夫を25HKで売ってる(笑)」なんていう香港流のジョーク(?)も効いています。(18分12秒あたりの動画を参照)

やっぱり海外の人は巨大なイカが衝撃だったようで、「イカ vs.タコの論争」も勃発。

現地の熱気と匂いまでも伝わってきそうですね。

日本人としては衛生的な部分も気になる所ですが、そこを指摘するユーザはあまりいないようで、皆さん意外と気にならないようです。

【北京】閲覧要注意。衝撃の連続!サソリにタツノオトシゴにヘビに何でもありな無法地帯の北京勢

お次は北京です。

動画の始めから既に衝撃が走ります。

串にさされながらも厳かに動いているのはナント「サソリ」です。

そのサソリに混ざって佇んでいるのはタツノオトシゴヒトデのようです。タツノオトシゴの串…なんとも味の想像がつきませんが美味しいんでしょうか。 

「この人たちは病気よ。この映像を見ていられないわ」

「キモチワルイ」

なんていう辛辣なコメントも。

「中国人ってなんでも食べるんだね!」

(中国人のユーザーが)「蠍は観光客向けよ。現地人の友達がトライしたことなんて聞いたことないわ」

「創造力が豊かだな。今すぐそこに行って、こんなエキゾチックな食べ物を試してみたいよ」

というチャレンジャーな意見も。

欧米ユーザーから見ると摩訶不思議さが魅力なのかもしれません。

22分24秒あたりではしきりに「スネーク!スネーク!」とやたら叫ぶ女性店員の姿が。

その手が握るものは串にささったヘビ…

何やらタレをつけて直火で焼いています。

時折映る点心料理天津煎餅などの見慣れたものが、一瞬日常に引き戻してくれますね。

一方、32分53秒あたりでは繊細な職人技を披露する場面も。

日本で言う雨細工的なものでしょうか。

北京の場合、食用対象の幅が広いでせいか(?)、ゲテモノ系ものから点心肉類シーフードB級グルメなど種類が豊富で見ていて飽きませんね。

さすが人口世界一の大国です。

【インド】見て楽しい食べて美味しい! 五感を刺激する創造性豊かでスパイシーなインド勢

はい、トドメ…いえ、シメはインドの屋台です。

これまでの東アジアとはまたひと味違う空気を楽しめるでしょう。

インドといえばスパイス

とにかく色々なスパイスやら謎のソースやらを混ぜこねているのが印象的です。

また、バターの塊を大胆にも焼き台に乗せて、まるで床でも拭くかのようにその上にパンをこすりつけるという荒技も。

なんでしょう、作る過程を見ないほうが美味しく食べられる場合もあるかもしれませんね。

「あんなにスパイスをたくさん入れて、皆下痢しちゃうのも当たり前だよ」

「美味しいけど衛生面はよくないだろう」

「インド人の免疫システムってどのくらい強いんだろう?」

「絶対に、絶対に食べられないよ!!だって素手で料理しているんだもの」

「美味しそうだけど、新聞紙に食べ物を盛るのは好きじゃないわ」

注目は料理だけでなく、料理を作る現地人にも。

「インド人ってどうして働いているときいつも怒っているように見えるんだろう。穏やかになる方法を知らないんだろうか」

映像を見ててやっぱり気になってしまうのは衛生面のようですね。

そして、「不浄の手」である左手も、右手もまんべんなく使い混ぜたり振りかけたりこねたり…

食べるときは右手だけを使っても料理をするときは両手なんですね

突っ込みどころ満載のインドでした。

【台湾】こちらはおまけ。料理よりアソコに目が言ってしまう!? 

最後は台湾。

これは「饒河街夜市」のとある屋台。

少女がクレープの皮にピーナッツ飴、香菜、紅豆、芋頭、鳳梨のアイスをのせたデザート「花生捲冰淇林」作っていますが、意外なところが話題となり、すでに動画再生数が57万回以上。

それは少女の胸。

男性からは料理よりも、少女の「胸」に目が行き、困ってしまうといったような鼻の下が伸びた人が続出しているようです。

以上、アジアの屋台でした。

あなたの食欲を増進させるものから、減退するものまで様々な各国の屋台事情をお届けしました。

日本では特別な行事につきものの屋台ですが、紹介したアジア各国では毎日の国民の食卓ともいえそうです。

さて、あなたはどこが一番気になったでしょうか?

 

image by: vichie81 / Shutterstock.com

source by: Wikipedia

文 / 臼井史佳

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