韓国の大地震、揺れに慣れていない彼らを襲う「地震後遺症」とは

 

今回の地震で筆者が驚いたのは、韓国の伝統家屋がけっこう頑丈にできているんだな、ということだった。震央の慶州でさえ、屋根瓦が落ちたり、塀が崩れたりなどはあったものの、建物に埋もれたとか屋根が全部落ちたとか、そういった致命的な破損はほとんどなかったのだ。仏国寺(プルグクサ)という千年名刹も、屋根瓦がちょっと破損したくらいで、元気だった。

ありがたいことだが、こんなにも韓国の建物は丈夫だったんか!!? 筆者は、韓国に震度5程度の地震が来れば、かなりの建物は壊れるだろうとまじめに思っていたのだった。それが、震度「6」でも、こんなにも大丈夫だった。驚き桃の木とはまさにこのこと。わが先入観の愚かさに反省を込め、韓国住居の頑丈さに深く感動する筆者であった。

image by: monotoomono / Shutterstock.com

 

キムチパワー
韓国暮らし4分1世紀オーバー。そんな筆者のエッセイ+韓国語講座。折々のエッセイに加えて、韓国語の勉強もやってます。韓国語の勉強のほうは、面白い漢字語とか独特な韓国語などをモチーフにやさしく解説しております。発酵食品「キムチ」にあやかりキムチパワーと名づけました。熟成した文章をお届けしたいと考えております。
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