同僚にいるいる!部下にパワハラしてるダメ男は劣等感の塊だった

 

こういう方の場合、すでに反省させることの目的と手段の区別がついていないケースが大半です。どういうことかというと、部下指導の目的って、

  • 早く成長してほしい
  • 正しい方向に進んでほしい
  • 役割認識を持ってほしい
  • 自立した社員になってほしい

など、「もっと◯◯して欲しい」という目的があって指導してますよね。◯◯して欲しいのであれば「どうすればできるのか?」「どうすればなれるのか?」にフォーカスを当てて指導すればいいはずです。ですが劣等感が強い人は「どうしてできないのか!」にフォーカスを当て、できていない部分を責めたり咎めたりしまうのです。責められてばかりだったり、咎められてばかりだったなら、辛くなるしやる気が湧かないことくらいわかりそうなものですが、そんなことはお構いなしです。指導という名目で自分が隠し持ってる劣等感を相手にぶつけて発散するわけですね。

そういう意味で、パワハラをする人って、実は一番弱い人といえます。弱い犬ほどよく吠えるって言葉がある通り、弱いことを知っているから、それをパワー(役職上の優位性)で隠そうとしているだけなんですね。ですから、もしもあなたの職場にパワハラ上司がいるなら、

「ああ、この人は実は劣等感の塊なんだなー」
「ああ、この人は何かを怖がって困っているんだなー」

と、よくよく観察してみてください。きっとオドオドしていたりビクビクしている部分に気づけると思います。

劣等感を持っている人は、いつも不安を抱えています。頑張り続けていないと安心できないのです。ですから、その人が安心できるようなことをやってあげれば、その人はすっごく嬉しくなります。具体的には、報告連絡相談などをしっかりやってあげれば、自分は頼られている、自分は把握できていると思えるので、ほっと安心することでしょう。

安心している時はパワハラとかはしないと思うので、「どうやってその上司のパワハラ被害に遭わないようにするか?」よりも、「どうやってその上司を安心させることができるか?」にフォーカスして取り組むことをお勧めしますよ。

image by: Shutterstock

 

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