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甘酒は「飲む点滴」。男も摂りたくなる驚きの効能と簡単レシピ

寒い時期に恋しくなる甘酒ですが、実は「飲む点滴」と言われるほど栄養満点なのだそうです。そんな甘酒、自宅で作ることが出来たらコスパも最高ですよね。無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』では、甘酒の種類や効能を記すとともに、音多さんご自身が習慣としている甘酒の作り方を伝授してくださっています。

11月の元気の源 米麹から作る甘酒

それでは早速始めましょう。今回のテーマはシリーズ「元気の源」から、毎年伝えしているテーマを取り上げます。

ご存知の通り当メルマガでは元気の源を「食事、呼吸、運動 休息」の四元素からお伝えしていますが、今日はこれから始まる寒い季節の常食としておきたい「甘酒の効能をお伝えします。実はコレ、自分で作れちゃうんですね。

甘酒というと以前の私にとっては「冬の寒い時に体を暖めてくれる、酒粕で作られた甘~い飲み物」というイメージでしたが、最近免疫力適正化の為に発酵系のレパートリーを増やす中で、実はスゴく身体に良い飲み物だという事がわかりました。

甘酒の別名とは「飲む点滴」(笑)。特に今回お伝えする「米麹から作る甘酒」は一年中楽しめる元気の源です。

甘酒の種類

そもそも甘酒は俳句で夏の季語に取り上げられるような夏の飲み物です。何故ならそこに含まれる豊富な栄養素が夏のエネルギー不足を解消してくれるから。昔の人はその効能にしっかり気づいていたんですね。で、その作り方は以下の二種類に分かれます。

どちらも市販されていますが、今回のポイントは元気の源として習慣化する事。するとコストパフォーマンスが良く、より体に良い物を選びたい所です。

まず栄養面からみると、上記二種類の甘酒はどちらも似たような成分を含んでいます。例えば…必須アミノ酸、ブドウ糖、天然型ビタミン(B1、B2、B6)、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、コウジ酸、パントテン酸など。

実はこれらの栄養素が、栄養補給用の点滴とほぼ同じ栄養成分なので「飲む点滴」と呼ばれるんですね。

ただし酒粕製には若干のアルコールが含まれている点と、特に精糖が使われていますから、私的にはこれが決定的なマイナスポイントです。砂糖は花粉症、アトピー、ぜんそく、などのアレルギーの引き金物質と言われており、実際糖質を取ると血糖値の調整に必要な副腎ホルモン「コルチゾール」の分泌が繰り返され副腎が疲弊します。するとコルチゾールの分泌が滞り、抗アレルギー作用が効かなくなり、アレルギーが悪化するという悪いサイクルが生まれてしまいます。

と言うわけで元気の源で選ぶ甘酒は「米麹から作る天然物」。

次ページでは甘酒の更なるメリットをお伝えしてから、コストパフォーマンスを改善する為の「自作法」をお伝えします。

コストパフォーマンスを改善する為の「自作法」

前ページではその一番の違いとして酒粕製にアルコール分が含まれる事と精糖が使われているというデメリットをクロースアップしましたが、更に深く入り込むとより違いが明確になります。

もちろん酒粕製にも食物繊維を多く含むなどのメリットがあるのですが、調理過程や飲む時点で60度以上に加熱しますので「酵素とビタミンが薄れてしまうんですね。

この点、米麹製は調理過程の最高温度が60度。すると生きた酵素や壊れていないビタミンをきっちり摂取する事ができます。ここが飲む点滴の最大のメリットを受け取れるポイント。酵素とビタミンは我々の元気を活性化する為にとても必要な栄養素です。

米麹製の甘酒に含まれる酵素成分は、デンプン分解酵素やタンパク質分解酵素です。これらが食べたものを効率良く分解し、胃が消化で使うエネルギーが少なくて済むので体が疲れにくくなります

またビタミンB群は食べ物をエネルギー転換してくれます。これは細胞内のミトコンドリアのお仕事の活性化ですから、これぞ元気の源たる所以です。更には、

などなど二次効果も抜群です。

採り方としては食前食後に取れば、酵素が消化をサポートしてくれますし、またその甘さを利用して「おやつの習慣」にも出来ます。普段で糖質の含まれたお菓子漬けだった人には良い代替えおやつになります。但し糖質は取り過ぎるとエネルギーとして使われない部分が全て脂肪となり体に蓄えられてしまいますから注意が必要です。分量としては1日100ml程度、1回おちょこ1杯程度で十分です。

甘酒の自作法

さて、習慣化にはコストパフォーマンスが重要です。この点、米麹製の甘酒は自作する事が可能なのでグッとコストを抑えられますし作り方も簡単。とは言っても初期投資は必要です。私の場合、発酵系は全てTANICA「のヨーグルティア」頼み。これが無ければ何もできません(笑)。

TANICA ヨーグルティア

これ一台あれば発酵系はすべてお任せ。甘酒だけではなく、ヨーグルトも納豆も簡単に作れます。コストは初期投資を除けば、1Lの甘酒を作るのに400円程。1日100ml摂取するなら1日当たり40円です。

作り方もあまりに簡単で、準備する材料は「お米1合米麹200g」だけ。米麹は小分けでほぐれている物が良いので、その点絶対おススメなのがコチラ。

白雪印 米麹 200g×4

以上が揃ったら、お米を炊いて水と米麹を入れ、ヨーグルティアのスイッチを押す。すると半日後には美味しい甘酒の出来上がりです(@_@;)。

もちろん機械が無くても魔法瓶や温度計を駆使すれば作る事は出来ますし、市販の甘酒を買うのも手っ取り早い方法ですが、毎日の食習慣に取り入れるならコスパを考えて自作した方が遥かに経済的です。

image by: Shutterstock

 

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