MAG2 NEWS MENU

年収800万超から幸福度は止まる。カネの呪縛から己を解き放て

行きていく上でお金は大事、ないよりはあったほうがいいとは思うのですが…。「お金ばかりが増えても幸せになれない人もいる」と言うのは無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者の佐藤しょ~おんさん。最新配信号には、「本当の意味での幸せ」の見つけ方が記されています。

おカネが増えても幸せになるとは限らない

人生はなんのためにあるのか、というと幸せになるためだと思うんです。おカネを稼ぐのだって、その稼いだおカネで幸せを感じるために必要なものを手に入れるのが理由ですよね。となると、自分が幸せを感じられるレベルの収入があれば、それ以上を追いかける必要もないんです。ちなみにこれ、金運を身に付けるために必要な考え方ですから。

ある一定レベルの収入になると(都会では年収800万を超えたあたりでしょうか)、収入の伸びと幸福度合いって相関関係がなくなるんです。年収は増えたけど全然幸福度は高まっていないという状態になるんですね。そのレベルになってしまったら、フォーカスをおカネじゃなくて、「どうすれば幸せを感じられるのか」にシフトしなきゃダメなんですよ。

おカネって海水みたいなもので、飲めば飲むほどさらに喉が渇いてもっと欲しくなるんですよね。そうすると海水を飲むこと(つまりおカネを稼ぐこと)が目的になってしまうんです。

そういう時には何のためのおカネなのかどうしておカネが必要だったのか実はいくらあれば充分なのかを考えてみましょう。今の生活を維持出来るのに充分な年収を稼いでいるのなら、一度そこでおカネを追いかけるのを止めてみるということも必要なんです。

稼いでも稼いでも幸せにならないのなら、稼ぐことを放棄して別な方向から幸せを手にする方策を考えてみるんです。おカネにフォーカスしている時って、おカネを稼ぐことが優先順位の一番で、実はそれ以外のことは全部放棄しちゃってるんですよ。家族との付き合いも、休暇も、あなたのこころの平安も、身体の健康も、ワクワクする好奇心も、次のステップアップのための投資も、そういうのを全部抛って、ひたすら目の前に落ちているおカネを拾うことに没頭しているんですね。

おカネって目の前に落ちていたら拾いたくなりますよね。裸ゼニが足下に落ちていたら、拾わずに通り過ぎることって出来ませんよね。最初は一枚、二枚のつもりだったのに、いつの間にか気付いたら3年もそこでおカネ拾いを続けていた、ってことになるんです。で、ふと周りを見たらあなたの大事なものがあなたの周りからいなくなっている、ってことになるんですよ。

そうなる前に、あなたを幸せにしてくれるおカネじゃ無い何かを見つけなきゃならないんです。

一番良いのは、「たとえ無一文になっても、これさえあれば幸せを感じられるよ」というものを見つけることです。これが見つかった瞬間に、あなたは人類が作ったおカネという軛(くびき)から解放されるのです。だって人間って無意識で、おカネが最も価値あるものだって思っちゃってますから。だからここから離脱出来るのって難しいことですし、出来たらスゴいことなんですよ。

そして実は、真の豊かさってここから始まるんです。

おカネとは別の価値基準を持つのって、大きな病気でもしないとフツーは出来ないんですよ。病気もせずに、仕事もチャンとやりながら、「オレにとってはカネじゃなくて○○なんだよね、大事なのは」って言い切れるのであれば、その人は人生の幸せをほぼ掌中にしたと言えるでしょう。

それが何なのかは、その人の価値観によってまちまちで、どうあるべきだという話じゃ無いんですよ。だからこそ、ここは自由度が高いエリアだからこそ、そろそろ真剣に考えてもらいたいと思うんですよ。

特に40歳を超えて人生の折り返し地点を過ぎた人にはね。

image by: Shutterstock

 

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
著者/佐藤しょ~おん
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て無料で公開。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信する。
<<登録はこちら>> 

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け