こういう知識を持っているかどうかであなたの行動は変わるんですよ。そしてそれを続けていると、いつの間にか当たり前の習慣になるんです。
言葉を発する前に、身体を動かす前に、「ええと、これはどの役柄なんだっけ?」と振り返ってみる。これだけで役柄にピッタリ合った振る舞いが出来るようになりますから。ちなみに私、セミナー中は常にセミナー講師としての役柄を纏うように意識しています。ま、それが出来なきゃプロじゃありませんからね。みなさんも人間のプロなんですから、ちゃんと役柄を意識しましょうよ。
もっとちなみに言うと、この役柄の数を増やそうとすると、人生が豊かになるんです。みなさんはいくつの役柄の台本を演じているんですか? ちなみに私は、「夫」、「子供」、「叔父」、「講師」、「生徒」、「お客」、「小作」、「新参者」、「社長」、「文筆家」、「納税者」、「運転者」、「乗客」、「使用者(利用者)」、「鑑賞者」、「評価者」、「読者」、「演奏者」、「飼い主」、「プレーヤー」、「栽培者」、「発信者」、「受信者」、「患者」、「施術者」、「コンサルタント」ザクッと考えてこれくらいの役柄を演じています。
image by: Shutterstock.com
ページ: 1 2