震えるような寒さが緩んでくるのは嬉しいのですが、花粉症の方にとっては辛い季節の到来です。その症状を悪化させる原因として「寝不足」が挙げられますが、それがもし枕が引き起こしているとしたら…。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、寝不足解消の効果が期待できる「枕のメインテナンス」について記しています。
花粉シーズンの枕
さて、本日は花粉のお話。
早くも花粉症の方々には辛い季節が到来しましたね。私も横浜にいたころには花粉症に悩まされていたんですが、イナカに暮らすようになったら、いつのまにか治ってしまいました(*゜∀゜*) 今ではシーズン中の飛散量がも最も多いころに「ちょっとノドとハナが・・・・(@@;」と違和感を感じる程度です。だいたいこういう日は風が強いことが多いので、花粉症じゃなくたってホコリっぽいなあと感じる日です。元花粉症患者としては、このくらい仕方がないかなあと思っています。
花粉症の辛い症状をさらに悪化させるのが、睡眠不足ですよね。鼻が詰まったり目がかゆかったりして、夜にぐっすり眠れないんですよね。横浜にいたころには、ヨコでグースカ寝ているオットの寝顔を見ながら「ノンキな顔しちゃってさ…(ー_ー#」と全くオットに責任のない怒りを感じたものでした(笑)。
この睡眠不足のキーになっているのが、寝具に着いた花粉です。寝具はこの時期は外に干したりせず、ダニ除去用掃除機でブインブインやって花粉を取り除くものですよね。
ところが意外な盲点になっているのが「枕」です。髪の毛や身体についた花粉がどうしても枕に溜ってきてしまうんですよ。まあ、花粉がどうのと言う前に、枕って秋も冬も洗わないままに過ぎてきていますから、花粉だけじゃなく純粋に汚れてしまっているんですよね。そこに、花粉が着くと。
なので、ハイシーズンになるまえに1度はメンテナンスしてほしいんです。で、シーズンが終わったらまたメンテ。これでシーズン中にいつの間にかついた花粉もちゃんと落とせますから。
枕のメンテナンスは、中身の素材に依るんです。素材ごとに「洗う+干す」か「干す」かが分かれます。基本的に
- ポリエステルわた
- ビーズ
- パイプ
などは洗えます。まれに洗えないものもあるようですが、それは洗濯タグやトリセツには必ず書いてあるので、チェックしてくださいね。
洗えないのが
- 低反発ウレタン
- そばがら
- 羽毛
です。これらはむしろメンテナンスがカンタンで、干すだけでOKなんです。洗わないとなんとなくスッキリしない気がするかもしれませんが、干すだけの方がキレイになる素材もあるんですよ。
ちなみに低反発ウレタンなどは、水を含ませると一気に強度が落ちて破れてしまうんです。やったことないけど(苦笑)。なので、枕の中身の素材は必ずチェックしてください。
洗える素材の場合には、手洗いコースなどで洗濯機で洗うのがカンタンでいいと思います。ちょっとした厚手の大物を洗うのと同じような感覚ですよ。
花粉症のハイシーズンになる前に、是非1度枕のメンテを。すっきりした枕でぐっすり眠ってくださいね。