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二世帯家庭の悩みのタネ「嫁姑問題」をあっさり解消する荒ワザ

ビジネスの現場では否応なしに従わざるを得ない「序列」ですが、これを家庭内でも活用すれば、さまざまなメリットが生まれるそうです。無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんは、いざこざが多いイメージの「親との同居」をスムーズにする、ご自身も実践されている方法を紹介しています。

親との同居にも有効なハウスルールの設定

今の時代は核家族が当たり前で、親との同居ってあまり聞かないんですよね。奥さんの方からしたら、冗談じゃない絶対にイヤなのがダンナの親との同居なんですね。そして家庭内で発生する面倒な問題って子育ての次に義理の親との関係性だったりするんです。

でもこれも、最初にビシッとハウスルールを決めてしまえば話はラクになるんです。ここで決めるのは家庭内での序列です。つまり誰が一番エラいのかを宣言するということです。

ポイントは現役で働いている、家計を支えている主人が一番上二番目がその奥さんなのだと言ってしまうことです。

我が家の場合には、一番エライのは私、次が家人、三番目に私の母親、最後が甥っ子。これを同居してすぐに決めて宣言していれば、義理の親との関係じゃ徐々にまとまっていくんです。ところがこれを曖昧にしてしまうと、家庭内で何かを決める時に、私はこうやりたい、それはイヤだって揉めるんですよ。

結婚って他人同士が一緒に暮らすわけですから、習慣も価値観も手順も当たり前のレベルも全く違うんです。たかがゴミ出しひとつで今までとは違うって揉めるんですから。ホントに下らない。そういう時に、この序列を明確にしていれば、ゴミ出しは家事の問題だから、奥さんが決めたことが絶対なのだ、と言えるんです。そうしたら奥さんも気分が良くなるわけですよ。

それをひとつひとつ、問題が表面化する度にダンナさんが決を取るから揉めるんです。決を取るということは、そこにはネゴをする余地があるということですから。そうすると、この場合にはこうやりたいって言い出すジジババが出て来るわけですよ。そんなのは一括して、「我が家の序列はどうだっけ?誰が一番なの? 次にエライのは誰?」って毎回言うんです。そして「エライ人が決めたんだからこれで話はお終い」というスタンスを常にとり続けるんです。これをジジババが諦めるまで何度でもやるんです。

我が家の場合、同居を始めて5年くらい言い続けたらさすがに揉めることがほとんどなくなりました。ちなみに最初にこれを言う時って、ジジもババもショックで引っ繰り返りそうになりますから、そこは覚悟して下さい。我が家の場合には家計の財布を母親から取り上げて、家人に渡した時には非常に荒れましたから。

でもその前に、序列の話をしていたので、「しょうがないよ、だって嫁さんが2番って言ったでしょ」って突っぱね続けることが出来たんです。

「一番が私、二番が家人」このハウスルールの設定宣言が大前提で、これが馴染んできたら(ジジババにとっては諦観したら)他の家庭内のルールを設定しましょう。この頃には素直に従うようになってますから。

そして子供って、そういう大人に反応を見て、自分のポジションを理解するんです。我が家では、おバアちゃんはオバサンよりも下なんだ。自分はおバアちゃんよりも下だから、オバサンの言うことに逆らうと面倒なことになるんだなと分かるわけ。ましてやその上にいる私の指示命令は絶対だということが序列を通して理解、納得出来るようになるんです。

最近じゃ我が家のワンコだって私が一番エライって分かってますから。

家庭内で揉め事があるところって、これが曖昧だったり頻繁に序列が変わったりしているんだと思うんです。

でもこんなのは会社では当たり前でしょ。ヒラ社員が課長の指示に反対するなんてあり得ないんですから。序列が秩序を生むわけで、序列が明確でなければそこに秩序が生まれるわけがないんです。

だからいくら面倒でもこれはやらなきゃならないんです。

image by: Shutterstock.com

 

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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