逆に「大きな勘違い」をしろ。それが出世への近道になる根拠

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サラリーマン社会を生き抜くビジネスノウハウが満載の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』。その著者・佐藤しょ~おんさんが出世するきっかけは、なんと大きな「勘違い」だったそうです。一体どんな勘違いをし、そしてどうポジションアップしていったのでしょうか。

まずは勘違いから

私はある時に非常に大きな勘違いをしたんです。当時サラリーマンだった頃に、ホントに無茶苦茶使えない上司を見て、そしてその人の年収が1000万円を超えているのを知って、「え? それならオレもそれくらいの地位と収入をゲットしてもおかしくないよね」って勘違いしちゃったんです。

それまではものすごく遠い存在だったんですよ。ま、オレには全く関係のない話だよな、って本気で思っていたんですけど、その上司がリストラに遭って退職する時の送別会で、その人がグダグダとグチをこぼしているのを見た時に、ふとそういう勘違いをしちゃったんです。

実はこれが私が出世に走る切っ掛けの一つだったんです。切っ掛けといっても外部要因ではなくて、内的変化という意味でね。

人間って、勘違いしないこと勘違い出来ないことに本気で取り組もうとは思わないんですよ。正確に言えばやってもムダって思っちゃいますから。

中学生の頃は卓球部に所属していたんですが、ものすごく下手クソで区大会とかに出ても1回戦でサラッと負けちゃうんですね。当然のように、毎日やるゲームでも同学年の強いヤツには全く勝てないわけです。そうすると、試合をする前から、「どうせ勝てるわけがない」というオーラが身体から出て来ちゃうんですよ。なんたって勘違いどころか、夢の中でさえも勝てる気がしませんでしたから。そうするとやっぱり勝てないわけですよ。相手の調子が悪くて、あと2点取れば勝てるという時でさえ、どうせ逆転されると思っていますから、自動的に身体が萎縮してあり得ないエラーを犯して逆転負けしちゃうわけですよ。

そうなると段々と練習に身が入らなくなるんですよね。どうせやっても勝てないからつまらなくなってね。ご多分に漏れず私もそうなって結局高校では卓球部に入りませんでしたから。

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