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列島を襲う台風5号。「1時間に◯◯mmの雨」はどれだけ恐ろしいか?

8月の日本列島を縦断して襲う台風5号。和歌山に上陸した台風は、ゆっくりとしたスピードで関東地方に向かっています。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』は、台風のニュースでよく聞く「1時間◯◯mm雨」という雨量について。果たして、1時間に50mmとはどのくらいの激しい雨なのか、著者の須田將昭さんがわかりやすく解説しています。

数字を読み取ろう(台風へ備え)

みなさま こんにちは。マインドマップインストラクター須田です。

どこをどう進むか・・・やきもきしていた台風5号ですが、どうやら日本列島縦断という、どこもかしこも台風影響を受けそうなコースを進みそうな予報となっています。

台風に限りませんが,日頃から天気予報などで「1時間に50mm程度激しい雨が予想されます」などの、表現が使われます。風については、「風速20m/s」より速いとどれだけすごいかということを先日書きましたで、今度は雨量について書いておきます。

「1時間に50mm雨」というは、「今勢いで1時間雨が降り続いたら5cm分水がたまる」という雨量です。

・・・と、言われてもピンときませんね。

もう少し具体的に考えてみましょう。畳一畳広さを考えます。地域によって多少ちがいはありますが、一般的な規格として182cm×91cmと考えると、そこに1時間で5cm分水がたまるとどうなるか。182cm×91cm×5cm=82810立方センチメートルおおよそ1リットルが1000立方センチメートルですから、おおよそ83リットル水がたまることになります。

2リットルペットボトルで41本分強。一般的な家庭お風呂だと,2時間半ほどで十分な水量がたまるぐらいです。

20mmから30mmで土砂降り」と言いますが、50mmぐらいだと「バケツをひっくり返したような」という表現が使われます。お風呂に水を入れるを想像すると、まさにそれぐらいに勢いです。

50mmを超えると傘は全く役に立ちません

運転も危険なレベルです。

台風が近づくと、風と雨、ともに非常に強くなります。また台風から遠く離れていても、台風が持ち込んだ湿った空気流れが強い雨を降らすこともあります。

テレビ、ラジオなどから適時最新情報を入手したり、スマホなどアプリでそういった危険を知らせてくれるもを使うなどして、状況を把握して、自ら安全をぜひ確保してください。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 1日1粒!『幸せのタネ』 【発行周期】 日刊

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