MAG2 NEWS MENU

ベテラン社員へ指示を出すには? ビジネスの悩み「あるある」6選

接客のプロ・坂本りゅういちさんが毎回ビジネスのヒントや人との関わり方等をレクチャーしてくださる無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』。今回は読者の方から寄せられた質問にわかりやすく回答しています。

Q&A向上講座「特別回」

■質問

まもなく定年です。自分の経験と知識をどのように残そうかと悩んでいます。

■回答

長年のお仕事、お疲れ様でございます。具体的にどんな経験や知識をお持ちかによりますが、方法はいくらでもあるので、あまり絞る必要はないのではないでしょうか。どちらかというと、その残す何かを誰に見てもらいたいか役立ててもらいたいかで考えると、やり方も見えてきます。まずは、ブログでもメルマガでもいいので、とにかく今の内から形に残しておくと先々いくらでも転用ができますよ


■質問

営業として値引きをすることがあります。タイミングなどご意見をお聞かせ頂きたいです。

■回答

営業だと値引きも一つの交渉手段となることがありますよね。私もB to Bですが、一応経験があります。基本的に私は値引きをしない派ですが、これでは答えにならないので一応。

値引きはタイミングよりも伝え方です。いかにお得感あなただから感を出せるかの方が重要だと思います。「値引きもできますよ」と当たり前のように言ってはお得感もありません。最後まで粘って、どうしてもという状況になったら確認が必要なくても、必ず誰かに電話をしたりして、確認をする様子を見せます。そこで、「本気でお願いをして何とか下げることができた感」を出すことで、値引きの威力が増します。答えになってますかね?


■質問

私は税理士で、あと数年で独立するのですが、顧客への報酬のもらい方として、あらかじめ高めの金額を設定して要求になるべく応えていく方式がよいのか、個別プランを設定して積み上げる方式がいいのかの料金プランの設定に悩んでいます。

■回答

これは悩みますよね…。どちらが良いかは一概には言えませんが、どんな人に顧客になってもらいたいかが先決ではないかと。要求が多岐に渡るような企業であれば前者がいいでしょうし、私みたいに、ある程度やってほしいことが決まっているタイプは、後者でサービスを選択してパッキングしてくれた方が頼みやすいです。

■質問

仕事はチームワークで情報共有したり、ベクトルを同じ方向に向けたりと目標を達成するためにやるべきことがあるのですが、そこに乗ってこられないもしくは乗ってこないスタッフの気持ちをどういう風に巻き込んでいけばよいのかを考えてしまうことがあります。

■回答

人数が増えれば増えるほど、こういう人は出てきますよね。私の場合は、乗ってきてくれないかどうかは置いておいて、役割を与える持ってもらうようにします。どんな人でもどんな目標でも、必ず適した役割があるので、それを見つけて取り組んでもらうことで、自動的に巻き込むイメージですかね。


■質問

怒る時に、マジ切れしてしまうことがあります。冷静にミスを指摘するにはどうしたら良いでしょうか?

■回答

私もマジ切れしてしまうことはありましたよ(オススメはしませんが)。ただ、事前に、「〇〇をしたら怒るよ」ということは全員に伝えていました。

自分でもチームでも、怒ることを決めておくことで、それ以外では冷静にいなければいけないと自分に言い聞かせておくと、私はわりと冷静にいられます。


■質問

一回り以上違うベテラン社員への指示の出し方、仕事の振り方、協力の仰ぎ方など取り上げて頂けると助かります。

■回答

私もだいぶ年上の方と仕事をする機会が多かったので、同じ経験が多々あります。その際、必ず意識していたのは、普段から味方になってもらえるようにコミュニケーションを取っておくことです。頼み事の時だけお願いしても、なかなか受け入れてもらえないので、普段その人が好きなものの話とかをめちゃくちゃして、仲間意識を強めておくと、スムーズにいきます。ここはもう、接客しているような感覚かもしれません。

image by: Shutterstock.com

坂本りゅういちこの著者の記事一覧

様々な接客販売業で日本一の売上を獲得した販売員がお伝えする販売力向上の秘訣!
「もっと売れる販売力を身につけたい……」「スタッフへの指導について勉強したい……」など、接客販売力を向上させるために必要な事を毎日無料で配信中。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 販売力向上講座メールマガジン 』

【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け