法事や親戚が集まるお正月やお盆等々、「ルーティーンではない家事」って多いものですよね。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で著者の真井花さんが紹介されているのは、そういったイベント的家事を滞りなくこなすための知恵。ノートとペン1本で出来るごくごく簡単、けれども超ユースフルな方法ですよ。
イベントログ
さて、本日は記録のお話。
家事には、ルーティーン的な家事とイベント的な家事がありますよね。ルーティン的な家事は解るよね。毎日やる掃除とか料理とかです。イベント的な家事っていうのは、たまにしかないヤツ、たとえば
- 33回忌
- お正月の顔合わせ
- 突然の病気で救急搬送された
- 子供の入学祝いをいただいた
…こういうヤツです。これって、毎日毎年ってほど頻繁にはないけど、一生に一度というわけでもないので、つい忘れてしまう…、けど、それがとても失礼だったりマズかったりして、良くない結果になってしまうという実にやっかいな家事ですよね。
これに関して、結婚するときに実家の母からよくよく言いつけられました。曰く「必ず記録を取っておきなさい」と。しょっちゅうあることじゃないので、記憶に頼るのはムリなんですよね。だからそのイベントがあったときには、どんな風に手配したのか、費用はどのくらいか、誰が出席したのかなどなど、記録しておけと。
その一番簡単なものが、いただきものとさしあげものです。お中元やお歳暮だけでなく贈り物好きな日本人はなにかにつけて贈りあいますよね。これを記録しておくんです。
なので、結婚してからノートを一冊用意して、ことあるごとにチマチマ記入しているんです。やってみて気がついたのが、この贈り物情報にヒモついて
- 親戚一同の家系図と連絡先
- 法事・結婚記念日などのリスト
も管理できるんです。だって、こういうことが贈り物やイベントの基礎になっているわけだからね。親戚だけじゃなく友人などの転居などもそのまま追いかけられます。
まだ、幸いにして法事などの大きなイベントを主催する側には回っていません。ですが、将来的にそういうことがあれば、前回の法事でどうだったのか? は有益な情報になるでしょう。
イベント家事において負担となるのは、慣れていないための手配の悪さなのでこれを補完するために前回の情報が役に立つわけですね。
イベント的な家事は記録すべし。記録しておくことで、自分以外の家族にもこれまでの履歴を理解してもらえますよ。
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