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なぜ英語の授業で習った「5W1H」を使うとグンと成長するのか?

成長に欠かせない「ふりかえり」。しかし、ただ延々と考え続けても意味はありませんし、単なる時間のムダで終わってしまいますよね。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者の坂本りゅういちさんが、英語の授業で習った「5W1H」を使って効率よく「ふりかえり」を行う方法をレクチャーしています。

ふりかえりの精度を上げる

成長にはふりかえりが大切です。行動や思考に対して、「これは良かったかな」「いや、ここをもっとうまくやれていたらもっと良くなったかもしれない」といった、ふりかえりをすること。私個人的には、こうしていかに上手なふりかえりができるかが成長の鍵になると感じています。正直、これができなければ反省も確認もできないので、成長のしようがありません。ただやっただけ、という結果しかなく、後に繋がらないんです。

このふりかえりにも種類があって、自分でのふりかえりと他人から見たふりかえりがあります。このどちらとも、精度の低いふりかえりをしてしまうと、なかなか思うように成果に繋がりません。「どうだったんだろう?」と、延々と考え続けていても、時間を浪費してしまいますし、次の一手が遅くなってしまいます。ですから、ふりかえりの精度を上げる工夫は欠かせないのです。精度が上がれば、すぐに次の行動に移れて、成長のスピードも上がっていきます。

そのために、私がオススメしているのが、ふりかえる項目を決めることです。ある程度ふりかえりをする際に、「何をふりかえるか」を決めておくことで、精度が上がり、時間の短縮にもなります。

じゃあ、その項目は何がいいのでしょうか。一例としてですが、接客のふりかえりで一番わかりやすく、やりやすいのが、英語の授業で習った「5W1H」です。

というやつですね。これに照らし合わせてふりかえりをすると、とてもシンプルに考えられて、精度も上がります。

例えば、接客が終わった後のふりかえりでは、なぜ販売できなかったかを考えることがあります。そこで、先ほどの5W1Hをお客様に当てはめてみるのです。

オススメしていた商品に関して、

こうやって当てはめていくと、聞けていた部分とそうではなかった部分がわかりやすくなります。もし、答えられない箇所があったとしたら、それはヒアリングができていなかったということになるので、次回はそこを忘れずにヒアリングする必要があるとわかりますよね。

こうしてある程度項目を絞っておけばすぐに改善点も見つかるため、サクサク次の行動に繋げることができます。何をふりかえるかによって項目は変化しますが、ふりかえりの精度を上げるためにも、こういった項目決めはオススメです。

どんな場面で何をふりかえるのか? その時には、どんな項目をふりかえればいいか? ぜひ考えてみてください。

今日のおさらいです。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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