消費者の注意をひく。最高級だしを自販機で売る老舗醤油屋の戦略

 

◆戦略分析

図表1「二反田醤油戦略」

■戦場・競合

  • 戦場(顧客視点での自社の事業領域):あごだしの製造・販売
  • 競合(お客様の選択肢):だしを製造しているメーカー、あごだしを製造しているメーカー など
  • 状況:和風だしの素の市場規模は縮小傾向のようですが、その中でも「あごだしは成長カテゴリーとなっています。

■強み

1.美味しい料理が手軽にできる

  • そのままかけて、卵かけご飯、釜玉うどん、お豆腐に
  • 隠し味で、パスタ、みそ汁、野菜炒め、チャーハンに
  • お水で希釈すれば、鍋物、煮物、おでん などに

2.コクが深く、豊かな香り

  • 魚の臭みやクセが少ない
  • 上品であっさりした甘みがある
  • 高級感があり、深いコクのあるうまみが特徴

★上記の強みを支えるコア・コンピタンス

「最高級のだし(素材=あご)へのこだわり」

  • 商品の品質
  • 商品開発力

上記のような、こだわりが強みを支えています。

■顧客ターゲット

  • だしにこだわる方
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