消費者の注意をひく。最高級だしを自販機で売る老舗醤油屋の戦略

 

◆戦術分析

図表2「二反田醤油戦術」

■売り物&売り値

「だし道楽 焼きあご入り(500ml):700円」
「だし道楽 プレミアム『焼きあご・宗田節・昆布入り』(500ml):750円」

  • 飛魚(トビウオ)のことを山陰や九州地方では「あご」といい、和風料理では、「あごだしが最高級のだしといわれています
  • 長崎近海で漁獲された「トビウオ」を炭火で焼いた「焼きあご」を丸ごと1匹と昆布が入ったつゆの素です。
    →お水で薄めるだけで美味しいお料理が手軽にできます
  • 煮物、おでん、鍋もの、ぞうすい、炊き込みご飯、茶碗蒸し、だし巻き玉子等が、だし道楽を使えばおいしく手軽に作ることができます

■売り方

「注目を集める仕掛け」

  • だしの自販機というユニークさ、珍しさ
  • 利便性と話題性を考慮して自販機の設置場所を選定

⇒実際にSNSで話題になっており、多数のメディアに取り上げられています

■売り場

  • 直営のうどん店
  • オンラインショップ
  • 自動販売機
    →主にコインパーキング(三井のリパーク)の一角に設置

※売り値や売り物などは調査時の情報です。最新の情報を知りたい場合は、企業HPなどをご確認ください。

image by: だし道楽(二反田醤油)

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【著者】 青山烈士 【発行周期】 ほぼ 週刊

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