廃業はもったいない。後継者がいない企業がDNAを残す最良の方法

 

後継者のいない店

さて、問題なのは、後継者のいないお店です。この問題は、スポーツ業界に限ったことではありません。「中小企業白書2017」には、後継者がいないか、または決まっていない企業の割合が経営者の年代ごとに示されています。それによれば、中規模企業の後継者不在・未定の比率は

  • 50代経営者の企業では、75%
  • 60代経営者の企業では、52%
  • 70代経営者の企業では、41%

となっています。また、小規模企業におけるその比率は

  • 50代経営者の企業では、72%
  • 60代経営者の企業では、41%
  • 70代経営者の企業では、30%

です。一番企業数の多い、60代経営者の企業では、中規模企業で5割小規模企業で4割の後継者がいない、ということになります。スポーツショップでも、そんな割合なのかもしれません。そうであれば、深刻な事態です。後継者がいなければ、「廃業」ということにもなりかねません。これは何とかしたいものですね。何か良い手があるのでしょうか。

考えられる方法として「事業引継ぎ支援センター」を利用するというものがあります。「事業引継ぎ支援センター」をご存知でしょうか。

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