米国の「利上げ」に世界経済が胸騒ぎ、日本はスタグフレーションへ

 

安倍首相はどうするべきか?

国民はスタグフレーションで苦しくなり、自民党政権の国家運営を問題視することになる。この問題の焦点は安倍首相とアベノミクスとなることが確実だ。放漫財政で国をつぶしたと言われる。

量的緩和の提唱者の経済学者クルーグマン氏から理論が間違っていたと謝られて、財政均衡が重要であるとやっと、安倍首相も気が付いたが、金融緩和のアベノミクス基幹政策を否定できないので、辞任するしかない。

その上に、モリ・カケ・スパ問題と婦女暴行犯の不起訴問題などで政権を失った後、今の野党が政権を取ったら、安倍首相を始め、多くの政権中核メンバーが罪を問われる可能性が高い。

国民からの怨嗟の声と今までのやりたい放題の政策運営が一挙に問題視されることになる。まるで田中角栄元首相のような感じだ。

ここは、角栄さんと同じく安倍首相は、11月の総裁選挙に出ずに、岸田総務会長に総裁を譲り、安倍首相は岸田さんのバックアップに回り、岸田総務会長の財政再建の政策を支援するべきである。

自民党がアベノミクスの悪い結果を財政再建策でカバーして、次の総選挙で勝たないと、国民は自民党から野党に政権を渡すことになる。

さあ、どうなりますか?

 

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