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花粉症でくしゃみが止まらない。その原因が「冷え」の可能性

花粉症対策と聞いて思いつくのはマスク、メガネ…いえいえ、もっと根本から対策する方法があるんです。今回のメルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』では、のぶ先生が「今日からできる花粉症対策」を教えてくれました。どれもビックリするくらい簡単なので、今日からさっそく試してみましょう。

ぼちぼち花粉症対策を始めよう

「毎年春は花粉症に悩まされる・・・」という人に読んでもらいたい。

春先から温かい陽気をうけて、徐々にゆるみ始めるカラダ。今年は寒さの影響もあり、ゆるみ始めてもなかなかカラダの活気が高まらないようです。血流が悪くなりやすいので、自律神経のトラブルや、冷えのぼせに注意が必要です。

花粉症対策のポイントは、ズバリ!お腹の冷えをとりのぞくこと。

胃腸の働きが落ちて朝から日中にかけての体温が高まらないと、起きぬけからくしゃみや鼻水が止まりません。

くしゃみが出るのは、全身を身震いさせて体温を少しでも高めようとするサイン

起床時こそ、ひやっと寒い思いをしないように、パジャマの上にもう一枚羽織って、マスクや帽子を着用して起床しましょう。

午前中はおへそのあたりをカイロで保温しておくと、冷えが原因のくしゃみや鼻水は楽になります。

春先のお腹の冷えをとり除いて花粉症症状をやり過ごすには「天枢(てんすう)のツボ」にお灸をすえるとよいです。

「天枢のツボ」は、おへその両脇指3本分外側の腹筋にあります。

触れると過敏に感じますし、おさえておくとお腹がゴロゴロすることがあります。

お灸ができないときには、おへその両側の腹筋の外側から、おへそにむかって両手の指先でやさしくおさえるようにマッサージしてやります。内臓の働きが高まり、冷え対策になるので試してみましょう。

足の冷えを感じる人は、腹巻厚手の靴下などで下半身の保温も怠らないように。

image by: Shutterstock.com

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臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。

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【著者】 鍼灸師・のぶ先生 【月額】 660円/月(税込) 【発行周期】 毎週金曜日

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