これからの季節、意外と油断してしまうのが屋内でかかる「熱中症」。高齢者や子供は命を落とす危険性もある症状ですが、予防する方法はないのでしょうか? 今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、その対策を紹介しています。
熱中症には温度計
さて、本日は解りにくくなるもののお話。
今年の夏は暑くなりそうですね。今年は春が早かった分、身体を暑さにならす時期がずれてしまっていますよね。こういうときにガツンと暑い日が来ると熱中症になってしまうかもしれません。
こういうときは
- エアコンを適切に使用して…
そうそう、人間が生きていけるくらいの温度に設定しないとね。と、ごくカンタンに考えていたんですよ。
ところが先日。同居している義母にコーヒーが入ったよと声をかけて部屋のドアを開けると
- も熱わもわ熱もわも温わ~~
とほとんど熱気といっていい空気が押し寄せてきました。しかも、(薄手とはいえ)ニットのベストを着てる!!(@@;)!!
義母はもともと寒がりなのですが、それにしても25度を軽く超える外気温の日に
- 暖房がかかっているの?(@@;)??
な室温で平気でいるのは、ちょっとヘン。要は
- 暑さや寒さに対する感度が下がっている
ということなんでしょう。熱中症というと、屋外で部活でもやっているコーコーセーとかがなりそうなイメージですが、実は熱中症の大半が
- 屋内
で起きているんです。しかも、
- トシヨリかコドモ
なんです。要は、暑さや寒さへの感度が低く、しかも対処が遅くて下手ってことなんでしょう。
これを防ぐためには、本人たちの体感に頼らず
- 温度計をつける
といいでしょう。客観的な数字を見せつけて、危険を察知できるようにするんです。
こういう、客観的な数字を見せるとか権威のある第三者の言葉とか結構効くんですよ。特にトシヨリに。経験とか体感だと、トシヨリも負けたくない気がするのか、言い争いになったりするんですが、数字や権威だと納得できるのかもしれません。
なので、
- ●●度まで上がったら、冷房をつけようね
と約束させるんです。子供の場合でも、●●度という数字がひとつの目安になりますよね。だんだん自分で気を付けられるようになれば、微妙な温度差も調整できるようになるはずです。
もうひとつが、いわずもがな
- 水分を補給させる
ことです。暑いと、汗もかきますから。水分も栄養も失われてしまうわけです。500ミリのペットボトルに水を入れておいて午前中に飲み終わるようにする、などですね。
ちなみに私は、水場に来た時に必ず一口水を飲むようにしています。キッチンはもちろん、洗面所、外周りの水場などです。これだけでもずいぶん違いますよ。
さて、我が家のトシヨリ。温度計を部屋に置いてほしいんだけどなあ~と思って部屋を開けたら
- 冷えヒエヒエえええ~~~(×0×)~~~
…( ̄ー ̄;。極端なんだよなあ。まあ、熱中症にはならないだろうけど、冷え症になっちゃうんじゃないかしら。トシヨリはいろいろメンドくさ・・・あ、いや、難しいですね(*´∀`*)。
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