人生の折り返し地点と言われる、「45歳」。この節目の年齢で何をするべきか、何を考えるべきか。そんな、人生の後半を充実したものにするための1冊を、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者・土井英司さんが紹介しています。これから45歳になる人、すでにその年齢を過ぎた人、両者必読の内容です。
『45歳の教科書』
藤原和博・著 PHP研究所
こんにちは、土井英司です。
本日ご紹介する一冊は、元リクルート社フェローで、今は教育改革実践家の藤原和博さんが、45歳からの人生戦略を述べた本。
人生100年時代と言われて久しいですが、どうすれば後半戦が充実するのか、キャリア戦略やプライベートのヒントを示しています。
著者自身の半生と、そこから学んだこと、著者独自のキャリア論が展開されており、なかなか読み応えがあります。
これまでに著者の本や記事を読んだことがある方は、やや既存コンテンツのツギハギの印象を受けるかもしれません(「はじめに」で断ってはいますが)。
ただ、40代で転職・独立を考える方には、「運動エネルギー型の履歴書」はじめ、参考になると思います。
自分のキャリアタイプを見極めるための<「価値観×志向」別マトリックス>も、有用だと思いました。
どんな風に意思決定するのか、どうすればリスクを軽減できるのか、40歳を過ぎたサラリーマンの方は、読んでおくといいと思います。
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